私はこのブログですでに「今一度何故安倍首相が米国で不人気か整理しよう」というものを掲載した。
その時の主要点は次の内容である。
「多くの人は、安倍首相は米国に大歓迎されると思っていた。
少なくとも自民党はそう思っていた。選挙公約では「外交を取り戻す」の標題の下、「日米同盟強化の下、国益を守る主張する外交を展開します」とうたった。
しかし、どうもおかしいのである。
安倍氏が一月訪米を言っても、オバマ大統領は、「はいどうぞ」と言わない。
それだけではない。
安倍首相批判の声が米国等から聞こえてくるのである。
すでにニューヨーク・タイムズ紙等3つの重要な論評が出た。
ニューヨーク・タイムズ紙は1月2日付の社説で、「日本の歴史を否定する今一つの試み(Another Attempt toDeny Japan’s History)と題してo安倍晋三首相が従軍慰安婦問題でのいわゆる「
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安部政権は外国(特に米国)からみると悪い政権と批判されているとおっしゃるわけですね。一方、国民の支持率は上がってますね。とすると、外国(の評論家)のと日本国民(大衆)の評価基準が違うということになります。一方、孫崎さんはどう評価されているんでしょうか。外国(の評論家)の評価が正しく、日本国民(大衆)は何も分かっていないということなんでしょうか。孫崎さんから合格の評価を得た日本の政権というのはかつて存在していたのでしょうか。
日本国民(大衆)が何も分かっていないというか知らされていないが正解でしょう。国内の支持率は誘導によって上下しますが外国は客観的に評価します。
日本のマスコミが、まともにならない限り、もしくは、日本国民が、自立して、自分の頭で考えない限り、普通の国にはなり得ないでしょうね。
日本人が意識しなければならないこと。主体的市民の条件でもある。
1)脱依存
2)脱お願い
3)脱白紙委任
である。
日本国民(大衆)は主体的市民の条件を持っているのか、なければ持つべき。そうすれば自分で考えられるようになるので、情報も多方面とならざるをいないし、これら情報の評価もできるようになる。すなわち、マスコミに誘導される愚から開放される。
こんにちは。
安倍首相訪米での日米温度差がこの記事でよくわかりました。不思議に思ったのは、外務省はきちんと機能しているのでしょうか。
先生にひとつ質問があるのですが、昨日のアカデミー賞授賞式で作品賞が『アルゴ』に決まりました。アカデミー賞は、いうなればアメリカ映画界が、今年一番すぐれた映画はこれだ!と発表してお墨付きを与える賞な訳ですが、それを『アルゴ』が受賞したということが気になります。この映画はイランを舞台にして史実に基づいた(?)CIAによる工作の成功話ですが、これがベストムービーだと叫んで一番得をするのは、実行したCIAですよね。逆に一番不快になるのは話しの内容からしてイランでしょう。ここでイランが不快になるということは、イスラエルには利益になるということですよね。
先生は昨日のアカデミー賞の結果を見て何か感じることがありましたでしょうか。
よろしければお聞かせください。
こんにちは
初めてコメントを書かせていただきます。日本の政治はなんか情けなくて恥ずかしいですね。この体たらくを生んだ問題を冷静に検証し、針路を見つけなければ。。。TPPを避ける道は日本にはもう残されていないのでしょうか?
ne.jpさんへ→ハリウッドはユダヤ人の巣窟なので当然の結果でしょう。アカデミー賞も脳回路のあまり発達していない人たちのためのお祭りなので、あまり深く考えないようにしましょう。