A:事実関係1-カナダ、対米報復関税7月1日発動 1兆4000億円分に (日経) トランプ氏が最もの不満はEUの米輸入車への関税率が10%なのに対し、米国側の関税率は2.5%にとどまっていること、

カナダ政府は29日、米国が課した鉄鋼とアルミニウムの関税に対し、7月1日に報復関税を発動すると発表した。鉄鋼やアルミ、食品など166億カナダドル(約1兆4千億円)相当の製品を対象とする。中国や欧州連合(EU)などが既に報復措置を実施しているが、規模としてはカナダが最大となる。

 米国から輸入する鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を課す。ウイスキーやイチゴジャム、トマトケチャップなどの食品のほか、食洗機やトランプ札などにも10%を上乗せする。対象品の規模は、米国が6月1日から課した関税の影響を受ける鉄鋼・アルミの対米輸出額に基づいて決めた。

カナダは米国にとって鉄鋼、アルミとも最大