A-1:BLOOMSBERG「対メキシコ関税発動見送り-移民対策で合意とトランプ氏」
・「10日に発動を予定していた対メキシコ関税は無期限停止」と大統領
・「われわれは一定の中間点に達した」とメキシコ外相
トランプ米大統領は7日、不法移民の脅威を理由にメキシコ製品に課すと表明していた制裁関税の発動を無期限で見送ることを明らかにした。米国への不法移民の流入に歯止めをかける新たな対策にメキシコ側が同意した。
トランプ米大統領は7日、不法移民の脅威を理由にメキシコ製品に課すと表明していた制裁関税の発動を無期限で見送ることを明らかにした。米国への不法移民の流入に歯止めをかける新たな対策にメキシコ側が同意した。
トランプ大統領は「米国がメキシコと合意に達したと伝えられることをうれしく思う。これにより米国が10日に発動を予定していた対メキシコ関税は無期限に停止される。メキシコ
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米国の支配層の夢は世界を武力とドルで完全支配することです。従って、米国は農産物の生産以外の拠点を他国にシフトさせることはその夢の実現に向かっての第一歩なんです。
隣国のメキシコから安い製品と安い労賃の移民が大量やってくるのは米国支配層の夢実現に寄与するもので拒絶すべきことではなく想定内のことです。
トランプは米国を中国に負けない産業立国にしたいのでしょうか。でも、米国の実質主権者たる米国支配層はそうのようには考えていないのではないでしょうか。トランプの関税恫喝戦術に戸惑っているように見えるのですが、星条旗を信奉する日本人はどのように解釈しているんでしょうか。
ロシアのプーチンは米国のならず者性を厳しく批判しもう許さないとの厳しい姿勢だし、習近平は「トランプは友人だ」と微笑を呈して余裕を示しているが、私の目には米国の政治の衰退と滑稽だけが目にチラつくのですが、間違いなんでしょうかね。
ああ、メキシコよ。
神からはかくも遠く、
米国からはかくも近い。
国境管理というものは国家の主権であってトランプが
それを厳重にするというのを批判はできません。
それは出国、入国ともにです。
ただし、トランプがそれをメキシコに要求し応じなければ
罰を与えるというのは筋違いもいいところです。
せいぜいメキシコにも協力を要請するというのが限度です。
経費は米国が負担するからといって。
トランプは別に移民を受け入れないと言っているのではなく、「不法」移民にたいして、たたかっていることに注意すべきだとおもいます。「不法」移民を拒否するのは、どこの国でも同じでしょう。こういうニュースをきくにつけ、日本が朝鮮半島と陸続きでなくて本当に良かったと思います。海を隔ててですら、数十万人が不法にやってきたのですから。
トランプの手法も関税をかけるというもので、関税は、輸出が減る相手国だけでなく、自国民も税を負担するという意味で痛みがありますから、両者ともに痛みがあるわけで、少なくとも一方的な手段というわけではありません。
どこでも同じですが、米国も自国内に、移民に関して利権をもつものや、きれいごとをいう人権派がいます。トランプが最近「不法移民を寛容な都市に」という意見を表明したのは、なかなかおもしろいことでした。日本でもそのうちこれをいう政治家があらわれるだろうとおもいます。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43701520T10C19A4000000/
メキシコの内情は、時折伝えられるニュースで聞くにつけ、惨憺たるものにみえます。メキシコにはドゥテルテのような政治家があらわれないものか。米国も日本企業もそういう政治家に資金協力すべきでしょう。