A:事実関係1:トランプ大統領を弾劾訴追 アメリカ史上3人目 米議会下院(NHK)
・トランプ大統領が、ウクライナ疑惑をめぐる権力の乱用と議会への妨害で弾劾訴追されました。アメリカ史上、弾劾訴追された大統領は3人目で、これを受けて有罪か無罪かを決める弾劾裁判が年明けにも議会上院で開かれることになりました。
・トランプ大統領の弾劾訴追は、アメリカの議会下院の本会議で審議され、弾劾訴追する決議案が賛成多数で可決されました。
・決議では、ウクライナ疑惑をめぐって▽トランプ大統領が、みずからの政治的利益のためにウクライナに圧力をかけた「権力乱用」と、▽議会による調査を妨害した「議会妨害」があったとして、大統領の罷免を求めています。
・議会下院は民主党が過半数を占めているため、▽「権力乱用」の条項は、賛成230、反対197、▽「議会妨害」の条項は賛成229、反対198と、いずれも賛成多数で可決。
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民主党のトランプ弾劾はラシアン・ゲイトの続きだから、しつこいのは仕方ない。その背後に軍産複合体が蠢いているからだ。軍産複合体はメデイアを支配下に置いているために米国民の弾劾支持は多くなるのかと思っていたが、弾劾反対の多さに驚いている。その理由は、元副大統領で現民主党大統領候補が副大統領時代にウクライナで不法行為で追及されそうになっていた息子をウクライナの政権に影響力を行使して救済した事実を米国民がしっかり認識しているからであろう。日本と違ってメデイアに動かされない国民が米国に多くいることはトランプの強みだ。
民主党がバイデンの権力の私物化を棚に上げてトランプを弾劾するのは滑稽と呼ぶ以外に修飾語が無い。米国の辛口評論家で、この弾劾を「クーデタの試み」と呼ぶ人がいるくらいだ。
問題はトランプのロシア和平がこのまま前に進めば、軍事予算が削られることになり、軍産複合体にとって由々しきこと。従って、この複合体はトランプ二選阻止の為に、バイデン以外にリベラルでない新顔を民主党から立たせることを選択しよう。それが出来ない場合、どうするか不気味だ。ペンスやポンペオは軍産複合体が送り込んだ戦争推進派。このことはフルシチョフとの友好を実現したケネデイーの時代を思い出される。ケネデイー暗殺はトランプにとって高校時代の事件だから十分承知してるだろう。
一言追加。共和党が軍産複合体から離れていることは、米国政治史上、無かったのではないだろうか。この現象から米国の政治が迷路に入っていると言えるのではなかろうか。
エマーソン大学の世論調査は、毎月実施しているようだ。調査数は1,000程度、民主党支持者が4割強占めている。
トランプ対バイデン・サンダース・ウオーレン、いずれの場合も50%を境にして1~2%民主党候補が上回っている。
政策的に重視するのは、経済31%、社会問題14%、ヘルスケア13%、弾劾11%、移民10%、環境8%の割合である。
トランプ大統領のマイナス要素は、人種差別、移民など人権関係と環境問題であり、経済に比重を置く国民が多くそれほど影響が大きいとは思われない。
やはり経済が順調であることが必要であり現在の好調な株式相場が選挙まで継続できるかどうかである。今後何が起きるかわからないが、共和、民主とも岩盤基盤は40~45%であり、浮動票がどちらに傾くかで決まるのでしょう。
選挙前の予想はあまりあてにできないとみた方がよさそうだ。
わたしは長い間米国大統領選挙では民主党候補の当選を
願ってきた。
大して変わらないにせよ民主党のほうが共和党よりはいくらかは
マシだろうと。
全く無益な願望とわかった。
米国内政治には、どうぞお好きなように、との思いしかないので
ただひたすら国外で破壊や殺戮等の悪さをしないでね、と
願ってきた。
全く無益な願い。
肝心要のその点では共和党、民主党に性悪の度合いに全く違いがないと
気がついた。