1:自民党総裁選挙は、議員中心に実施される可能性が高い。
2:その際には、自民党議員が誰を押すかになるが、安倍政権の影響力から、菅官房長官と言う公算が強い。又、安倍首相は従来より岸田氏を推してきたと言われる。
3:この選択は世論と大きく乖離している。2020年8月 電話全国世論調査 質問と回答(8月10日報道)は次のとおりである。
1:読売 世論調査8月 自民党の政治家の中で、次の首相には、誰がふさわしいと思いますか。次の10人の中から、1人だけ選んで下さい。※
・安倍晋三 12
・石破茂 24 ・西村康稔 1
・加藤勝信 0 ・野田聖子 3
・岸田文雄 4 ・茂木敏充 1
・小泉進次郎 16 ・その他 -
・河野太郎 13 ・いない 15
・菅義偉 4 ・答えない 7
菅氏が首相になった時、極めて低い国民の支持でスタートす
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これから展開される国内外の諸問題は単純ではない。簡単に処理しきれないといるべきでしょう。
自民党のだれを選んでも、諸問題に立ち向かうのは容易ではない。諸問題で苦しむ中で、国民の理解を得るのは大変であり、さらに、だれを選んでも選挙の顔にならないでしょう。来年の選挙の戦い方が非常に難しくなる。
自民党的には、来年選挙の洗礼を受けるより、早めに解散総選挙に打って出るべきでしょう。
私は尖閣騒動勃発に驚き、それを契機に日本政治の不条理を深く勉強して来た。それで得た結論は「日本は独立国でない、米国のコロニーだ」ということだ。
そういう国だから、親米を党是にしている自民党以外に国家権力の存在はあり得ない。その自民党で出世するには米国の敵を敵だと見ることが不可欠なのだ。田中角栄の惨めな最期を検証すれば分かる事。最近、河野太郎が好戦性(対中国)を表に出して元気である。彼は米国からアグレマンを貰いたいのだろう。
安倍政権下で嫌中感情が高まったことは米国にとって評価すべき事象である。ただ、日本を米国の鉄砲玉にすることには失敗している。それにもっていく工作をどうするかが米国の次の課題であろう。
そういう米国が日本の首相人事をどう見ているか?私の想像だが、菅のリリーフ、本格的ピッチャーとして河野が彼らの視野にあるに違いない。河野は感情過多だから、米国には扱いやすい筈だ。
そうなれば、日本が鉄砲玉になる可能性が大になる。極東は緊張する。その牽制、いや冷却材として日本の大衆の冷静が不可欠だろう。その為には鉄砲玉の危険性の認識を日本の大衆が持つことが大事だ。
賢い中国だから、きっと何かを考えるだろう。
>>1
解散総選挙に出れば、貴殿が好きな野党が準備時間がなく困りますよ。大丈夫?
literalの「安倍首相が会見で語った「病状」が矛盾だらけ!「潰瘍性大腸炎の兆候」「体調異変」と説明した時期に連日会食、しかも仏料理にステーキ」が「真実」でしょう。安倍体制には自民党だけでなく、エピゴーネンが多数存在するから、安倍氏は、「院政」どころでなく3度目を考えている可能性もある。権力の「甘さ」を十分に堪能した男だから。
仮病使って院政を行い、敵基地攻撃を裏で仕切る安倍元首相、あり得ますね。
読売も朝日も一致して「日米同盟」命だ。「米国に媚びを売る」のが唯一のウリ、それと引き換えの権力私物化、大企業(←国民生活でなく)優先だった安倍政権下で散々オイシイ思いをしたろう。当然、こうした社は、民意そっちのけで安倍政権路線の継続を望む。それがどう転がろうと-
「何も変わらないことが一つある。日米関係だ。トランプが勝っても負けても、米国との関係は最重要のままだ...安倍辞任をよそ眼に、河野防衛相が29日にもグアムを訪問し、イージス代替案をエスパー国防長官と会談すると発表した...敵基地攻撃政策が日本の新しい防衛政策になるのだ...まさに米国の思うつぼだ...対米従属はますます進む...これこそが日本の危機なのである」(天木直人氏メルマガ 2020.08.29)
「安倍首相は...任期中に新しい防衛政策を作って辞めるという。これは敵基地攻撃を容認する新しい防衛政策を自分の手で作って辞めると言う事だ。これだけは絶対に許してはいけない...国会で議論する前に、後二週間で敵基地攻撃が、死に体の安倍首相の手で決まるのだ。あり得ないことだ。どこまで行っても度し難い対米従属の安倍首相である」(同上)
核心を突く天木氏のご指摘である。
石破は日本にとって非常に危険な政治家と何度も書いてきた。
安部も最悪だったが安部より頭が数段良く狡猾な政治家である
石破総理は本当にこわい。
彼が総理になったら現行平和憲法がついに終わるのかも。
トランプ、中国(華春瑩報道官)、ロシア(ペスコフ報道官)のコメントを読むと、安倍氏が米中露に対して一定以上の存在感があったことがわかります。また、日本国民に対しては、長い間安倍自民党が主要な選挙でほぼ勝ってきたことだけしめせば十分でしょう。
つまり、自民党にとっては、現時点では本来は安倍氏以外の選択肢はなく、その観点からみれば、菅か岸田かの選択しかないということになります。ほかの人たちの舞台はその後ということになるのでしょうが、だれがなるにせよ、中期的には、米からも中国からも独立志向のない自民党を日本国民は捨てていかねばならないのでしょう。
孫崎さんは「自民党は安倍氏の退陣を病気とだけ位置付けているようであるが、コロナ対策での国民の厳しい批判云々」とツイしていらっしゃるが、その「国民の厳しい批判」の内容は一律ではないですね。もっとPCR検査しろというヒトビトもいれば、もっと経済を活性化しろという国民もいる。
チャイナ肺炎対策問題で自民党の支持率が低下しているのは事実でしょうが、それゆえ「選挙では今まで自民党に投票していたが今度は野党に投票する」という国民は大きなかたまりにはならないとおもいます。