抜粋、『マスコミ市民』掲載、辛淑玉「すがった30円の先」
・ネットの中では、種々な作業が仕事として成立している。
 その中で、近年目立っているのが野党や左翼への批判、中国・韓国へのディスりなど、『保守系支持』の書き込みの募集である。
 しかも、一つや二つではない。次から次へと湧き出ているのだ。一体どこから金がでているかと不思議に思うほどだ。
・仕事内容は、政治系ニュースサイトへの投稿や各種コメント欄への書き込み等。募集基準は「保守系の思想を持った人」で、例えば「安倍政治を応援している方、テレビの左翼的傾向が許せない方、産経新聞の論調に好感を持っている方」などと続く。
 で、そうした「仕事」のギャラだが、ブログ記事執筆などのレベルの高いものだと数千円から数万円というものがあるが、コメント欄への書き込みでは一件30円だった。
 長い間、ネトウヨが書くコメントを見るたびに、内容以前に日本語のレベルの低さと判