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随想 69 蕪村
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随想 69 蕪村

2021-11-08 07:14
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この俳句の話を頭に入れながら、選挙時の応援演説を思い出している。

話が快く耳に入ってくる人、少し聞いただけで、もういいよという感情が湧き上がってくる人がいる。

言葉は「あ」だけの1音では成り立たない。「愛」の2音が基本になるのでしょう。2音だけでは、心に響く言葉にならないから、2の倍数4音「愛する」が基本になると考えると、
俳句の五七五、短歌の五七五、都都逸の七七七五は4の倍数でなく1音多かったり、1音少なかったりする。
多い、少ないによって我々の受ける感情は必然的に音楽的余韻の世界に引き入れられるのではないかと思える。

応援弁士の話で典型的に逆方向の岸田氏と高市氏に代表できる。高市氏の話は、七五調になっていて聴衆がひきつけられる。岸田氏の話は少し聞いて場所を離れてしまう。人間力の差につながるのかもしれない。

No.1 37ヶ月前

薩摩から津軽までの日本列島は小さくないむしろ大きい文化圏を造り上げていて、江戸時代にその文化は完成していた。

吟遊詩人と言えば、ホメロスが上げられるが、それは人間の強欲を美化する英雄談にすぎなく、その後、ローマ帝国、スペイン帝国、大英帝国、そして今のパックスアメリカーナに連綿として語り継がれ、元気を与え続けているのだ。

我々の江戸時代の文化には、ギリシャ文化みたなきらびやかさはないが、微笑ましく美しい永遠の香りがある。

江戸時代を破壊して作り上げた文明は大英帝国を目指すものだった。そして即座に立ち上がった軍国日本の真っただ中で詩作にを強いられた正岡子規らは可哀想と言えば可哀想。原子爆弾を落とされ、あっというまに軍国は終わり、詩作は第二芸術とか言われて、蔑まされた。

私は江戸時代の俳諧人たちを西欧文明の基盤となっているホメロスたちを圧倒的に超越する吟遊詩人として高く高く評価している。

No.2 37ヶ月前

先日ご紹介の国木田独歩による解説文で蕪村の句の情景がリアルに思い浮かんだが、かつて登山で似た状況に遭ったからだ。解説も実体験もなければ、私などは淡白な印象止まりだ。昔、テレビでやっていた大学の応援部取材で、先輩が新入部員に「いいかオマエらァ、教養だけは身に付けろ!」とハッパを掛けていたが、間違ってない。
Wikiによると、蕪村は長年 東北地方へ修行の旅に出ていたという。津軽三味線の初代 高橋竹山に通ずるものを感じる。スケールの大きさも そうした体験と無縁でない気がする。

No.3 37ヶ月前

このサイトの素晴らしさは百家争鳴ですね。自民党の最右翼のセンチメントを窺い知ることが出来ることです。

岸田氏がうざったい?

敵を知り、おのれを知れば百戦危うからず。

居ながらにして、貴重なインテリジェンスを得る。

No.4 37ヶ月前
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