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ロシアの常套手段であるが、戦況が不利になると、核使用をほのめかす。今回はプーチンの言葉でなく、2人の著名なロシア当局者の発言である。
①クレムリンに対する「テロ攻撃」に戦術核使用をにおわせる。
②東部に対するウクライナ攻撃に対しては、キーウに戦術核を使用して、かなりの数の東部前線の死傷者を避ける。
不利になると「核使用」をにおわす。これからの戦争で核保有大国が発する「恫喝的発言」を誘発することになる。このような傲慢な発言がまかり通ると、日本が攻撃を絶対にしないという「平和憲法」の無力さだけがクローズアップされる。
「核使用」を誇示して相手を恫喝する時代になったのであろうか。大国のエゴむき出しといえる。
西側は劣化ウラン弾に使用を決定し今回のドロンでロシア官邸爆破を行いロシアを挑発しました。戦術核兵器でキエフを脅すのは許されると私は思いますが。
>>1
劣化ウラン弾も核兵器です。西側が既に使用に踏み切ってます。プーチンにとっては戦術核兵器使用はデフェンスです。誤解しないで下さい。
言っときますけど、核使用でソ連を脅し続け、プーチンロシアを核使用で脅し続けて来たのはあなたが大好きな泣く子も黙るネオコンです。忘れないで下さいね。CHANGEさん。
>>3
そうだ。そうだ。
SF 02.05.2023
米国はウクライナで核の偽旗作戦を実行し、それをロシアの所為にしようとしているか?
https://southfront.org/is-us-about-to-conduct-nuclear-false-flag-in-ukraine-and-blame-russia-for-it/
独立系 地政学/軍事分析家 ドラゴ・ボスニック記
主流派のプロパガンダマシンは通常、キエフ政権には汚い爆弾を作る能力はないと主張している。しかし、ウクライナの原子力発電所(NPP)にある「米国の機密核技術」に関する最近の報道は、そうした主張が明らかに誤りであることを示している。
米国は、第二次世界大戦末期の日本への原爆投下から始まり、それ以来攻撃してきた多くの国(特にベトナム)に対する化学・生物兵器の大量使用まで、3種類の大量破壊兵器(核、生物、化学)すべてを使用した歴史上唯一の国である。それなのに、好戦的な帝国は、自分たちの想定する「道徳性」について胸を張り、地政学的敵対国がそうした兵器を使おうとしていると「警告」さえする(当然、何の根拠も示さずに)。これはまさに、ここ数週間ウクライナで起きていることである。
4月28日、最も著名な新自由主義者の口撃機関の一つである「ニューヨーク・タイムズ」紙は、米国が核爆発を検知するためにウクライナ全土に多数の放射線センサーを設置したという記事を掲載した。NYTは、「このようなセンサーは、核兵器や汚い爆弾からの放射線の爆発を検出でき、攻撃者の身元を確認できる」と主張している。さらに、「ロシアがウクライナの地で放射性兵器を爆発させた場合、その原子記号とモスクワの責任を確認できるようにすることが目的」とし、「...専門家は、ロシアのプーチン大統領が、1945年に米国が広島と長崎に投下した爆弾以来初めて、戦闘中に核兵器を使用するかどうかを心配している」と主張している。
まず、ロシアには武力紛争における大量破壊兵器の使用に関する非常に明確なドクトリンがあり、最近も更新され、モスクワがどのような状況でそのような兵器を使用するかを述べていることに留意する必要がある。ウクライナ紛争は、まだロシアの大量破壊兵器が使用されるような状況には至っていない。第二に、ロシア軍は戦場を支配し、キエフ政権軍に甚大な損失を与えている。ドンバスや旧ウクライナ南部で新たに統合されたロシア地域に対する攻勢が注目されている場合でも、ロシアは核兵器を使用しないだろう。しかし、NYTは まさにロシアが核を使いかねない状況だと主張している。恐らく、ロシアがウクライナの攻撃を止めようと「必死」になっているからだろう。
予想通り、NYTが話を聞いたとされる「専門家」は匿名で、「ロシアがウクライナで『汚い爆弾』の偽旗工作を行う可能性を削ぐ」ことが目的だと主張している。この作戦は、国家核安全保障局(NNSA)の一部である原子力緊急事態支援チーム(NEST)によって公式に運営されている。興味深いことに、NYTはジェフリー・T・リチェルソン著の2009年の著書「ハルマゲドンの打開策」を引用して、「NESTはしばしば統合特殊作戦司令部(JSOC)とチームを組んでいた。この部隊は非常に秘密主義で、ペンタゴンは長年その存在を認めようとしなかった」と述べている。JSOCは、偽旗を含むあらゆる種類の秘密作戦を世界中で実施するために使用されていることに留意する必要がある。
つまり、これらのいわゆる「専門家」によれば、世界中で実際に偽旗作戦に携わっている米国の機関や軍隊は、今は「ロシアの偽旗」とされるものを防いでいるのだと信じろ、ということか。係る米国の機関/軍隊が、また別の秘密工作を行う機会を利用して「ロシアの偽旗」をデッチ上げ、ロシアの所為にする―そんなことは無いとでも言うのか。NYTは、「モスクワは、欧米をより深い戦争支援に引き込もうと、キエフが戦場で核爆発を起こしたと偽ることができる」「...理論的には、センサーネットワークが整っていれば、ワシントンは独自の核帰属分析を指摘して、モスクワが実際には攻撃者だったことを明らかにできるだろう」と主張している。
NYTは次に、ロシアの「戦場での失敗」が「プーチン氏の核兵器への依存度をむしろ高めている」「核の引き金を引く意欲を高める可能性がある」と、いつものようにオウム返しに言う。このような主張は、戦場の実情に詳しい人なら誰でも笑えることだが、熱狂的なロシア嫌いの人たちの頭の中では、これは「完全に理にかなっている」。さらに、ここ数週間、キエフ政権による民間人への攻撃は、ドンバスをはじめとするロシアの新統合地域だけでなく、ブライアンスク州やベルゴロド州(地域)などの地域でも激増し、数十人の民間人の死傷者が出ている。
これらのことは、ロシアが本当に「汚い爆弾」の偽旗の犯人とされる可能性があるというシナリオを推し進めるために利用されることになる。一方、昨年10月、モスクワが、キエフ政権が汚い爆弾を使い、それをロシアの所為にするかもしれないと警告したとき、西側政治家はそれをすべて「陰謀論」として否定した。彼らの「論理」によれば、そんなことができるのはロシアだけであり、ネオナチ政権は「自由と民主主義の真の標識」として、確かに「道徳的高み」を持っているからである。さらに、プロパガンダの主流は、キエフ政権には「汚い爆弾」を作る能力がないと主張するのが普通で、そのため、やりたくてもやれないと言われている。
しかし、ウクライナの原子力発電所(NPP)にある「米国の機密核技術」に関する最近の報道は、そうした主張が明らかに誤りであることを示している。ロシアはそのような原子力発電所の1つを管理しているが、ネオナチ政権がどのような秘密の米国の支援を受けたかはロシアはまだ公表していない。ワシントンDCは、モスクワにこれらの「米国の機密核技術」を返還するよう「要求」しているが、これは、世界に暴露される何かを心配していることを意味する。ロシアは、米国とキエフ政権がこのような装置を爆発させ、モスクワを非難する計画に対する抑止力として、当分の間、証拠を秘密にしている可能性もないとは言えないが、汚い爆弾が使われた場合に備えて証拠を明らかにすることもできる。
*
クレムリンへのドローン攻撃も「ロシア、核使用」の偽旗に向けた準備の一環だったのでないか。
Wikiより-
”ザ・モスクワ・タイムズ(The Moscow Times)は、1992年からロシア・モスクワで発行されている英語の新聞(日刊紙)...(記事の書き手は)大体においてロシア連邦の現政府に対し批判的な者が多い...姉妹版である「ザ・サンクトペテルブルク・タイムズ」と同様、フィンランドに拠点を置くサノマに所有されている...インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと提携している。”
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン → 新名:インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ → 所有者:ニューヨーク・タイムズ(=DSメディア)
ロシアは、西欧以外のインド通貨ルピーを備蓄できるが、備蓄して経済が回るのだろうか。
モスクワタイムズの報道によると「インドの原油売却代金数十億ルピーが使えない」ようだ。
インドは資本規制が強く他の通貨に両替が不可能なようだ。ロシアがインドから購入したいものがあれば物々交換も可能であるが、インド商人の方が一枚も二枚も上手だったといえる。
通常の6倍も輸出しており、ロシア経済に打撃とならないか。西側諸国頼みのウクライナの非常事態は分かるが、ロシアの悪材料ばかりが出てきている。東部前線でロシアが劣勢になった場合、ロシアは戦術核を使うか、冷静に撤退するか。中国を含めて筋書きができているように見える。ロシアが偽旗作戦を使う理由もわかる。
2ヶ月前、タッカー・カールソンはFox Newsにおいて、アメリカ帝国内でプーチン政権の転覆や暗殺を公然と訴えていたリンゼー・グラムという共和党議員を批判した。
彼は「もし、私達がプーチンを殺す計画を持っていたら、彼は核兵器を使用しないだろうか?」と。
https://youtu.be/O7I5mrWipls
クレムリンへのドローン攻撃が戦争の新局面へと転換する事件だったことは、大方一致した見方であろう。
問題は、この後どうなるか?である。
5月4日、GlobalTimesは、次のような識者の見解を示している。
https://www.globaltimes.cn/page/202305/1290128.shtml
「中国の軍事専門家でテレビのコメンテーターである宋中平氏は、ロシアはおそらく2つの対抗措置を取るだろうとグローバル・タイムズに語った。一つは、ロシアはウクライナのより重要な目標に対して効果的な攻撃を実施する可能性が高いことだ。春の攻防戦ではさらに激しい攻撃が行われ、ウクライナ軍に大きな損失を与え、ロシアを攻撃する能力を低下させるかもしれない。
もうひとつは、ゼレンスキー自身に対する報復も否定できない。大統領府やウクライナ国防省などの施設への報復攻撃の可能性も否定できないとソン氏は述べた。
これは、ロシアとウクライナの対立をさらに激化させることになるのは必然である。この紛争には、戦場での対立と、クレムリンを含む自国内のロシアの重要な目標に遠隔地から突入・攻撃して何らかの被害を与えるといった非対称戦の両方がある。ここ数日では、クリミアの石油備蓄基地がウクライナの無人機2機の攻撃を受け、大規模な火災が発生した。また、ウクライナと国境を接するロシアの地域で、爆発によって貨物列車が2日連続で脱線し、機関車と一部の車両が線路から外れてしまった。」
私自身は戦争のエスカレートは全く望まない。一刻も早い停戦和平を期待するばかりだ。
しかし、一方、プーチンロシアがドンバス等ウクライナ東南部から撤退する選択肢はないと、考えている。だから、ウクライナを譲歩させるしかない。
それは、もはや、明白なウクライナの「勝利」があり得ない以上、国際社会の暗黙の了解であるべきだ、と考えている。
ウクライナと背後で戦争を煽るアメリカ帝国が、「勝利」をどう「定義」するか、問題はそこだろう。敗北をいかに粉飾するか、よくよくアメリカ帝国らは考えたら良い。
ウクライナの反攻が、9日以後行われるのでは?という見方がある。
Moon of Alabama、5月6日は次のように書いている。
「かねてから発表されていたウクライナの反攻作戦は、おそらく5月9日の戦勝記念日に開始されるだろう。攻撃の一つの軸は、ザポリツィア地方を南下し、海への到達を目指すことになるだろう。しかし、最初の重要な目的は、ドニエプル盆地の南、エネルホダール市近郊にあるザポリツィア原子力発電所の奪還であろう。6基の原子炉で発電した電力をヨーロッパに簡単に売ることができるため、ウクライナにとってその経済的重要性は計り知れない。ウクライナはまだ他にほとんど収入を得ていない。
ロシア軍は、現在の前線から50キロメートル(30マイル)以内の17の町の市民に対し、避難するよう要請した。また、ロシア軍は防衛線を準備し、予備軍をこの地域の南部に移動させた。
ウクライナ人の成功は、「西側」の支援者が供給したガジェットに依存する。予想外の武器や長距離ミサイルが登場するかもしれない。また、第二の軸として、ケルソン地域のドニエプル川を渡るのに役立つ新しい橋渡し設備もありそうだ。北東部のソレダール方面への第三の軸、あるいは迂回もあり得る。
新しい戦いの最初の数日間は、双方から多くの虚偽の主張やプロパガンダが飛び交い、混乱することでしょう。私たちは、戦争の霧が立ちこめて新しい状況の絵が描けるようになるまで、じっと待つしかないだろう。」
アルチェモフスクは95%、ロシアが制圧し、ワグネルからチェチェン人部隊に交替するという。アルチェモフスクから、戦況もあらたに場面転換することが示唆されている。
原発を巡り、攻防が始まるなら、それ自体が第三次世界大戦に匹敵するのではないか?心配である。
一刻も早い、停戦和平を願うものである。
>>1
>ロシアの常套手段であるが、戦況が不利になると、核使用をほのめかす。
常套手段、というからには過去たびたび行なったということのようですが、
いったいいつ行なったのですか。
ソ連=ロシア嫌いでウクライナ応援なのはよいのですが、
ウソを書いてはいけないですよ。