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岸田内閣の支持率が、最近では21%という数字も出だした。自民党支持率も同じように30%を切っている。
全般的傾向を見ると、自民党内で、内閣だけでなく自民党をつぶそうという雰囲気が出ている。自民党議員が2世、3世となり自己研鑽とか組織人としての振舞い方の基本が忘れられているというより、基本的に教育がなされておらず自由放任で社会の基本的ルールも親の威光とお金ですべて解決する中で、ぬくぬくと過ごしてきたのでしょう。
言葉の使い方が悪く一部「切り取り」のマスコミ常套手段でやり玉にあがるのでなく、全般的な話がルールに違反しており、常識的判断ができる人であれば、恥ずかしくて知事を辞任するのでしょう。常識的判断が欠落しており、謝罪すれば問題ないと考えている倫理観では公的仕事に対して不適正といえるのでしょう。
早くやめれば、本人も自民党と傷が浅いが、言い訳ばかり主張していると矛盾がどんどん出てきて全く意味不明な主張になり、自己崩壊に至るのでしょう。自民党天国が何回か崩壊の様相を帯びたが、野党の内部分裂で生きのびているが、岸田政権が自民党に引導を渡すのでしょう。馬鹿をトップにいただくと組織が崩壊する最適な事例が出てきたといえる。
> 汚職国家がまたここにも。
どうせこれも「氷山の一角」でしかない。
権力者が私利私欲で権力濫用に走り、周囲も それに取り入る者、逆らえない者で占められている状況。それに異を唱える「良心」がある者は徹底的に排除される―まさに非道カルト教団の有り様と瓜二つでないか!これが今、日本社会の あらゆる分野に様々な形で「これでもか!」と表出している。実は昔からそうであり、このネット時代、バレ易くなっただけなのかもしれない。
つまり、これは歴史的に殊に日本社会に特徴的なことであり、それ故、権力濫用に走る覇権国家・米国に日本は いつまでも取り入り続け、決して逆らわない。それに異を唱える「良心」がある孫崎さんは徹底的に排除される―これもまた変わりようがないのだろう。
> 国民を馬鹿にする自民党政治の真の姿が今、ここにある。刮目を。
先日、S学会名誉会長死去のニュースがあった。10年遅いのでないかとの声も散見したが、そうしたネット情報の中にニューヨーク市立大学教授・霍見芳浩氏が「小沢、池田、ノリエガの三角関係」に触れた著書からの引用があった-
https://kamogawakosuke.info/1995/03/29/『アメリカ殺しの超発想』 霍見芳浩著/
日本人の9割は、深層心理では汚職国家が好きなのでないか。
はっきり申し上げて、自民党は予算を切り売りする未上場の商社です。
日銀は政府が売り出す借金証書を無条件で買い取ることを運命づけられたお札の印刷屋さんなんです。
馳氏の発言はそのことを証明したものです。
>>1
野党の内部分裂も自民党の無制限のお金で振り回された結果、分裂を起こしているもので、日本の政治全体が金権全体主義に陥っているのです。この状態は米国も同じで、行き詰まっていて、いずれは財政破綻で日本人と米国人の眼を覚ますことになるのです。戦争しないだけでも助かっていると思わざるをえません。
X:犯罪につながる機密を「ボロボロしゃべっちゃいかん」という社会が望ましいのですか━以前、「それはテレビでは言えないでしょう」などという物言いを屡々聞いた。「それ」とは大方が権力者の「犯罪につながる機密」の類だ。「それ」は「テレビでは言わない」のが望ましい社会―日本はずっとこれで やってきたのである。
政治の腐敗堕落の問題は、そもそも「民主主義」の陥穽の問題だと考えている。それは西側の民主主義を標榜する国々全てに共通するだろう。
特に現象として顕著なのは、グローバル資本主義や金融資本主義が強固に形成されたため、世界中が格差社会となった。政治の場面では、エリートと一般大衆の分裂。エリートによる民主主義の専横略奪であろう。典型はEUにおけるEU官僚と各国一般大衆との乖離、或いは対立をあげられよう。
この現象は日本も例外ではない。日本の場合は、アメリカ帝国に対する属国化という形で同様に見ることが出来る。例えば、沖縄辺野古への基地移設問題において、公然と見せつけられた司法行政の民意(県民投票)無視を思い起こせばよい。日本のエリート層が牛耳る司法行政権力は、アメリカ帝国に忖度するだけで、民意に耳をかすことはない。
西側を襲う物価高は、明らかにアメリカ帝国らの武器支援、戦争継続政策によりもたらされている。しかし、西側のエリート権力層は一般大衆の苦境に注意を払うことはない。あくまで、エリート層の閉ざされた枠内でお金が回ればよいのである。
卑近な例では、日本のオリンピックでは大会組織委員会の元理事高橋治之は、スポンサー企業から金を貰いまくり、受託収賄罪で起訴されたわけだが、とりあえず保釈金8000万円を払い、娑婆に舞い戻っている。まさに地獄の沙汰も金次第みたいなハナシである。金回りの良いエリート層が上手く金を回し合って甘い汁を吸っている構図だろう。
だが、いつも思うのだが、こうした権力エリートの腐敗堕落を下支えしているのは、やはりB層大衆なのだろう。
物言わぬ大衆。主流権威筋メディアの大本営発表を鵜呑みにするB層。所詮何も変わらないさ、みたいな薄っぺらいニヒリズムと怠惰による選挙権放棄。こうしたモロモロのB層大衆の良識にかける行動の積み重ねが民主主義を形骸化させて、結果的に権力エリートによるお手盛りを誘引したのであろう。B層は自分で自分のクビを締めている。しかし、愚かなB層は、そのことに気づいてすらいない、そんなところであろう。
形骸化した民主主義を衆愚政治という。衆愚政治において権力エリートの腐敗堕落が横行するのは必定。だが、民衆の力で、この構図が打破され、政治が民主的に浄化されることが期待出来るか、というと正直、見通しは暗いと見ている。
日本は外部環境の激変、即ちアメリカ帝国の覇権低下、自滅により変わらざるを得なくなって、ようやく変革の必要性に気付くのではないか?