5月29日参議院議員会館で[TPPを考える国民会議]主催でTPP国際シンポジウムが開催された。
ケルシーNZオークランド大教授、ワラック米国パブリックシチズン貿易担当、金韓国弁護士等が参加した。
ケルシー:安倍首相はTPPに参加して、日本は指導的立場をとると言っているが、このようなことはありえない。
TPPは米国の企業のために作るものである。
TPPはすでに17回の会合がもたれている。今回第18回目が7月15-25日にもたれるが、日本は最後の2日出られるだけである。10月に最終合意が予定されている。
日本はこれまでの合意事項をそのまま受け入れるしかない。しかもその合意文書の中身は原則的に知らないことになっている。
日本が条件を付けている形になっているが、認められるはずがない。
ワラック:TPPは単なる貿易協定ではない。社会制度の変革である。
TPPで如何に国民に害が出るかは、企業を除き、米
孫崎享のつぶやき
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