• このエントリーをはてなブックマークに追加
網羅的思考の罠とその対策
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

網羅的思考の罠とその対策

2016-08-12 22:35

    システムを設計する際に求められるのが網羅的思考です。ある事象に対する対応策を網羅的に考えることで、仕様上の隙をなくし、エラーを回避しようとする考え方です。多くの思考法(マインドマップなど)が網羅性を重要視しています。

    しかし個人的にはあまりお勧めしていません。そこで今回は網羅的思考の問題と、その解決策を紹介します。

    無理にあり得ないパターンを考える

    網羅的思考の良くないのは、常にIfとElseで考えるということです。AがTrueだったとしたら、常にFalseのパターンを考えないと網羅的とは言えません。これが1〜5まであったとしたら、後は6以上を考えれば良いのか、さらに6〜100まで考えなければいけないのかが問題です。

    どんどん些細な枝分かれが増えていくことで、網羅性を維持するための現実的にあり得ないパターンを考えなければならなくなります。掘り下げれば掘り下げるほど、残り僅かなパターンのために脳をフル回転(または妄想)しなければならなくなるでしょう。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。