日本の冬は美しい。だからこそ、その風情を体感できる場所で、ゆっくりとした時間を過ごしたいものです。たとえば国の登録有形文化財にも登録されている、縁側のある町家もすてき。 道具も楽しみのひとつ

約百年前、奈良市紀寺町に生まれた町家が、いまは改修され宿泊施設となっています。そのうちの一軒である「縁側の町家」には、縁側はもちろん、庭を眺めながらのんびりと入る五右衛門風呂もあります。

HOUSE HOTEL PROJECTさん(@house_hotel_project)が投稿した写真 - 2016 5月 17 7:34午後 PDT

さらにこの家はいま、「温故知新」のテーマのもと、日本の工芸再生を使命とする「中川政七商店」とコラボ中。ですから中川政七商店の暮らしの道具であつらえられ、建屋だけでなく小物にいたるまで趣があります。

温故知新な冬の過ごし方

いまは落ち着いて、しっとりとした雰囲気が楽しめる秋仕様ですが、2016年11月1日(月)〜2月2日(火)は冬の設えになります。

HOUSE HOTEL PROJECTさん(@house_hotel_project)が投稿した写真 - 2016 9月 4 5:14午前 PDT

そもそも「家ではなく人を温(ぬく)める」という考え方があったそうで、こちらの家には床暖房はついていません。そのかわり、軒先から畳の端に届く陽光や、内と外から暖かさを保つ、先人の工夫が実感できそう。まさにここでしか味わえない、冬の過ごし方ですね。

中川政七商店の道具とともに、町家での衣・食・住を体感できる、特別な宿泊施設。予約方法はこちらから。

HOUSE HOTEL PROJECT 「中川政七商店×紀寺の家」

期間:2016年3月1日〜2017年2月28日(チェックイン16:00/チェックアウト11:00)

定員:2〜4名

場所:奈良県奈良市紀寺町779紀寺の家「縁側の町家」

アクセス:近鉄奈良駅からタクシー約7分、JR 奈良駅からタクシー約12分

宿泊料金:朝食付き1人 18,000 円(税別)~

あわせて読みたい

秋の料理に合わせたい。ほっこり和食器あれこれ

ゆるやかランニングで叶える心地よい自分再発見(Sponsored)

続くから変わる、私を作るトレーニング(Sponsored)

この記事を気に入ったら、いいね!しよう。

Facebookで最新情報をお届けします。

RSS情報:http://www.mylohas.net/2016/10/057698machiya.html