今回は、フィンガーフード・スペシャリストの丸山佳枝(まるやま・よしえ)さんにお話を伺ってみました。
フィンガーフードはひとつまみの「食べる宝石」
日本フィンガーフード協会の代表である丸山さんによると、フィンガーフードは「食べる宝石」とのこと。和洋中、デザートまで幅広く取り入れることができるフィンガーフード。ひとつまみの中にはたくさんの思いと手間がかかっています。見た目もとても美しく、まるでひとつひとつが宝石のよう。 誰もが喜ぶ、おもてなしには最高の存在です。
初心者におすすめの簡単レシピ
初めてでも簡単にできる、おすすめのフィンガーフードとは?
「コストをあまりかけることなく、簡単にできるのは『3色ベリーヌ』と『生ハムフルーツ』です。3色ベリーヌはベリーヌ型(ショットグラスでもOK)に好きな材料を入れるだけ。簡単に美しいフィンガーフードができます。 生ハムフルーツは好きなフルーツに生ハムを巻くだけ。ピックをさせば簡単にステキなピンチョス風フィンガーフードのできあがりです」(丸山さん)
どちらも材料さえあれば簡単にできそう! いくつか並べれば、テーブルが一気に華やかになりますね。
色の組み合わせがポイント
Yoshie Maruyamaさん(@yoshie_maruyama)がシェアした投稿 - 2018年 2月月19日午後4時49分PST
自宅でフィンガーフードを作るときのポイントとは?
「フィンガーフードを作るときは、色の組み合わせに注意しましょう。なるべくきれいな色の食材を使うと、仕上がりがカラフルで美しくなります。ピックやガラスのショットグラスがあれば、あっという間にフィンガーフードができあがりますよ」(丸山さん)
フィンガーフードのアレンジは丸山さんのSNS(インスタグラム、フェイスブック)からも見られるので、気になった人はぜひ参考にしてみてください。
お話を伺った方:丸山佳枝(まるやま・よしえ)さん
フィンガーフード・スペシャリスト/ル・クール株式会社代表取締役。一般社団法人日本フィンガーフード協会代表理事。フランス料理、中華四川料理、西洋菓子、ワインの専門家に師事した後、フレンチレストランなどでの修行を経て、2007年にクッキングサロンをオープン。美しさとおいしさを兼ね備えた一口の芸術「フィンガーフード」に出会い、前菜からデザートまでフルコースをミニチュアサイズで表現することができる【食べる宝石】フィンガーフードを確立。華やかで季節感溢れるスタイリングと本格的な味わいが反響を呼び、これまでのレッスン受講生は1,000人を超える。現在は、目黒サロンや百貨店でのレッスン、大使館やブランドなどのパーティーケータリングを手掛ける他、フィンガーフードのプロを養成する資格講座を運営。