管理栄養士が教える、食べ過ぎた次の日のNG行動をご紹介いたします。
1. 食事を抜く・極端に食事量を減らすのはNG
食事を抜いて、食べ物が長時間体に入ってこないと、脳が飢餓状態と判断してしまいます。すると、次に食べ物が入ってきた時に体が余計に脂肪を蓄えようとしてしまうため、太りやすい体質になってしまいます。(「Diet Plus」より引用)
ついやりがちなのが次の日の食事を抜いたり極端にカロリーを制限してしまうパターン。カロリーを控えて帳尻を合わせればいいと思っていましたが、次の食事に備え、体は蓄えモードになってしまうそう。
食べ過ぎた次の日の体重増加は、実はほとんどむくみとも言われます。体重をみて焦らずに、3日ぐらいで元に戻そうというスタンスでも大丈夫なのです。
2. 炭水化物抜き・野菜だけの食事もNG
食べすぎた翌日にご飯やパン、麺類などの炭水化物を一切食べなかったり、野菜だけの食事にすると栄養のバランスに偏りが出てしまいます。(「Diet Plus」より引用)
カロリーコントロールしよう! と思うと最初にするのが主食の量を減らすこと。でもその食事の仕方では栄養のバランスが崩れ、代謝がうまく回らないことに......。極端な食事制限はせずバランスよく食べることが大切のようです。
食べ過ぎてしまった時に摂るとよいものは、こちら。
水分
一度にたくさん摂らずこまめに。尿量を増やし、老廃物を排出し代謝を促しましょう。温かい白湯やお茶などを飲んで、体を冷やさないこともポイント。
野菜
野菜はビタミンB群やカリウム、食物繊維が豊富。代謝を助けてくれる上に、低カロリーなので食べ過ぎた後にはぴったりです。毎食摂るよう心がけましょう。
たんぱく質
摂取した時に消費するエネルギーのことを「食事誘発性熱産生」というそうですが、これが高いのがたんぱく質。おすすめは魚を主菜にすること。魚介類に含まれるタウリンは、食べ過ぎで働き続ける肝臓を助けてくれるのだそう。
3. 塩分、アルコールも要注意
食べ過ぎた翌日は揚げ物、甘いスイーツや菓子類などの高エネルギーな食品は控えておきましょう。また、塩分にも注意が必要です。(中略)アルコールはアルコール度数が高いものほど高エネルギーであるうえに、食欲を増進させて、おつまみで脂っこいものや塩分が多いもの摂取も増えがちになるので注意が必要です。(「Diet Plus」より引用)
ダイエット中に控えたい甘いお菓子などの高カロリーな食品をはじめ、やはり、注意すべきはアルコールと塩分。ここは誘惑に負けず、カロリーコントロールを心がけましょう。
食後24〜48時間で、食べたものが脂肪になる
「食事で摂りすぎたエネルギーが脂肪として蓄えられるのは、24〜48時間(「Diet Plus」より)」と言われています。食べ過ぎたものを消費するには、やっぱり運動も大切。
階段を使う、ひと駅歩くなど、日常の動作に運動をプラスしていくだけでも変わります。
体重が増えるとちょっとテンションが下がるもの。食べ過ぎてしまっても後悔して落ち込んでしまうより、まず行動! NG行動を避けてしっかり体調管理していきたいものですね。
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