アメリカのブリティッシュコロンビア大学が行った実験で大きな効果があったものです。それは、メールやLINEなどのチェックを1日3回までに減らす。すべての着信や通知も切っておくというもの。
これは「メール・リストリクション」と呼ばれる実験で、被験者は2週間後にさまざまな変化が起きました。たとえば
・大事な作業をしている最中の緊張感が和らぐ
・日々のストレスが大きく低下する
・暮らしの幸福感がアップする
といった具合。作業中にメールやメッセージの通知で集中力が途切れると、脳が元の状態に戻るまでに20分以上かかってしまい、そのたびにイライラが蓄積されていくのです。
「1回目は朝9時、2回目は午後3時」などと決めておくと、より効果が高まります。
『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』(鉄人社刊)
年5000本の科学論文を読むという著者の鈴木祐さんサイエンスライター)が実践した「本当に効くストレス対策100個」が紹介された一冊。いずれのテクニックもハーバードやスタンフォードなどの一流研究機関が実証したものばかり。ストレス対策の「超基本」から効き目長持ち「三種の神器」、最速でイライラが激減する18の「超時短」メンタルトリックなど、今日から使えるテクニックが満載です。
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