「食べてはいけない」という思考はリバウンドのもと。自分の潜在意識に働きかけ、行動をほんの少し変えることで減量を成功させる、目からウロコの「小さな習慣」をお届けします。 image via Shutterstock

「私がやるべきことはたった1回の腕立て伏せです。だから、その1回をやりました。そして、やり終えたとき、私の人生は変わりました」

(スティーヴン・ガイズ著『小さなダイエットの習慣』2~3ページより引用)

今度こそ運動を習慣にしようと思うのに、続けられない。多くの人がそんな経験をしていることでしょう。

小さなダイエットの習慣』の著者である、ライターのスティーヴン・ガイズ氏もその一人。自宅で30分の運動をするというチャレンジを始めたものの、どうにも無気力でやる気が起こらず、自分に嫌気がさしていました。

そこで思いついたのが、「たった1回だけ腕立て伏せをすること」。すると、「せっかくだからもう何回かやってみよう」「ほかのトレーニングもやってみよう」とやる気がわいて、難なく30分の運動を実行できたのです。

このとき著者が気づいたのは、「失敗のしようがないほど小さなことから始める」という習慣化のメソッド。これならできない罪悪感に悩まされることも、大きな目標に怖じ気づくこともありません。

この日以来、「毎日少なくとも腕立て伏せを1回すること」を自分に誓った著者。最終的には週2、3回のジム通いを習慣化したばかりか、「小さな習慣」を応用してさまざまな成功を手にすることに。ベストセラー作家となったこともそのひとつです。

本連載では、ガイズ氏が語る「減量を持続させる小さな習慣」を、30日間にわたってご紹介していきます。まずは毎日1回の腕立て伏せを「小さな習慣」にしてみてください。きっと変化が感じられるはずです。

小さなダイエットの習慣』(ダイヤモンド社刊)

9万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。

スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール

2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。

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