元号が平成から令和になりました。新しい時代が幕を開けた清々しさと、お祝いムードが盛り上がるなかで、月の相は新月を迎えます。自分の中で何かが生まれ、それに突き動かされるようなタイミングです。

5月の新月:新しい自分に目覚める「誕生の月」

【新月の瞬間】
5月5日(日)7時45分

時間とは地球の自転や公転にもとづいて、綿々と紡がれていくもの。ですから本来は、時間の流れに境目や区切りはありません。しかし私たち人間は、時間に目盛り(西暦や日付など)や、名前(元号や月名など)をつけて管理しています。その理由の一つは、時間に区切りをつけることで、暮らしや心を整えることに役立つからでしょう。月のリズムを意識することも、同じような意味合いがあるといえます。

元号が平成から令和となり、フレッシュで清々しい雰囲気を讃えながら迎える5月の新月は、月が太陽と同じ方向に位置するように、新たなサイクルを迎えた自分と輝かしい何かが出合うとき。まるで、新しいいのちを宿すように、やりたいことや希望が心に芽生えるかもしれません。新月の日にわきあがるインスピレーション(ひらめき)を大切に、自分にとっての新しい一歩を踏み出しましょう

暮らしや心をリセットして、新しい自分を始めてみる。今日の自分は、もう昨日の自分ではないと気づかせてくれるお月さま。それが5月の新月です。

大型連休も元気いっぱい! 活力アップのハーブティー

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【マテ】
・別名:イエルバマテ、パラグアイティー
・学名:Ilex paraguayensis
・ティーに使う部位:葉

南米で親しまれているマテ(マテ茶)は、鉄分やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類を豊富に含むことから「飲むサラダ」と呼ばれ、肉食中心の南米人の野菜不足を補ってきたといわれています。

また、ハーブとしては珍しくカフェインを含むため、活力を与え、肉体的な疲労を回復させるのに役立つといわれています。大型連休中はもちろん、連休後に疲労を感じたとき、マテのティーを飲めば元気を取り戻せそうです。

マテには、緑茶のようなグリーンマテと、焙煎されたブラックマテ(ローストマテ)があります。グリーンマテは青々とした爽やかな風味が、ブラックマテは焙じ茶のような香ばしさが特徴。どちらもカフェインを含むので、頭と体をスッキリとさせたい日中に飲むのがいいでしょう。食事にも合うので、ランチタイムに飲むのもオススメです。

新月という、新しいサイクルの始まりにマテのティーを飲めば、思考がはっきりとして、5月のテーマである「新しい自分の目覚め」をサポートしてくれるかもしれません。

5月5日(日)の夜:みずがめ座η流星群をキャッチしよう!

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みずがめ座η(エータ)流星群は、毎年5月5日~6日頃に活動のピークを迎える流星群です。

2019年の場合、活動のピーク時刻は6日(月)23時頃と予想されているので、7日(火)に日付が変わってから明け方までが見頃となりそうですが、その前日も可能性がないわけではありません。

5月5日の深夜から6日未明にかけても、それなりに流星に出合えそうです! なんといっても月明かりの影響がないので、天の川が見えるような空の暗い場所ならば1時間に20個程度、市街地では10個程度の流星が期待できるでしょう。

夜空を眺めるときには、特定の方角に集中するよりも、空全体を見渡すようにしたほうが、流星に出合うチャンスが広がります。安全な場所で、楽な姿勢でゆったりと。流星観察に焦りは禁物です。少なくとも20~30分間は空を眺めてみてくださいね

新時代への希望と新月の願いを流星に込めて――たくさんの流星があなたの頭上に降り注ぎ、願いが聞き届けられますように!

次回は、5月の満月。5月19日(日)です。

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イラスト/カイフチエリ

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