胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。 images via shutterstock

食道がんや胃がんの危険を増大させる、やっかいな食べ物をご存じですか? それは、熱すぎるものと辛いものです。

熱い食べ物によって食道の粘膜にやけどをすると、やけどを治そうとして粘膜の細胞が活発に分裂します。これを繰り返すうちに、異常な遺伝子を持つ細胞ができてしまい、ここからがんが発生しやすくなります。

また、料理に唐辛子をよく使うメキシコで行われた調査によると、唐辛子を大量に摂取する人は胃がんの発症率が1.7倍も高かったそう。

唐辛子の辛み成分であるカプサイシンは、大量に食べると胃の粘膜を刺激し荒らしてしまいます。コショウやショウガも刺激物なので、摂りすぎは禁物。

アツアツの食べ物や激辛グルメは魅力的ですが、たまのお楽しみにしておいたほうが良さそうです。

30日間の「胃腸を強くする方法」をもっと見る(←リンク貼るので文言だけ入れておいてください)

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「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。

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