赤ワインをおかわりするとき、つい「赤ワインは健康に良いから!」と言い訳してしまいます。これは、赤ワインには抗酸化作用を持つ成分「ポリフェノール」が含まれているためですが、さらにうれしい成分・効果が続々発見されているのです。その中でも注目が「レスベラトロール」です。
レスベラトロールはポリフェノールの一種で、1988年に発見され、1992年に赤ワインに含まれていることが判明した成分です。特にブドウの葉・果皮に多く含まれ、今も世界中で研究され続けています。気になるレスベラトロール、主な効用がこちら!
レスベラトロールの作用と効果
・糖質代謝の改善
・動脈硬化の予防
・抗酸化作用(アンチエイジング)
・美白作用
・婦人科系の不調に
科学的な解明が追いついていないだけで、何千年もの昔から愛されている赤ワインにはやっぱり人間に良い効果があったということがわかります。
ただ、いくら体に良いといってもアルコールの摂りすぎはNG。そこでおすすめなのが、いつでも気兼ねなく飲めるお茶。「黒葡萄葉茶」は、豊富なレスベラトロールを摂取できるお茶として注目されています。レスベラトロールが豊富に含まれているのは、黒葡萄葉茶の茶葉が国産赤ワイン用有機栽培ぶどうの葉を焙煎したものだから。味はというと、ワインともぶどうジュースとも違った酸味のある味です。そして、「国産ハーブ」として自然療法ショップ「グリーンフラスコ」でも人気です。
「お酒が苦手で赤ワインが飲めない人でも赤ワインの有効成分を摂ることができます」と話すのは、開発・販売を行うバッカナーレエンタープライズ代表の濱野櫻さん。フィトセラピー(植物療法)サロン「VINO CURE」では、有機黒葡萄を使ったパックやオイルでフェイシャルケアを受けることもできます。レスベラトロールはぶどうが紫外線や病気から自らを守るために出す物質。マクロビオティックでは「植物の皮=人間の肌」とされていますから、お肌に良いのも納得です。
精製したサプリとは違い、お茶は植物の持つ豊富な栄養素をまるごと摂れる「whoole drink」。眼精疲労に効果的なアントシアニン、妊婦さんに欠かせない葉酸、各種ビタミン・ミネラルを含んでいる上にノンカフェインの「黒葡萄葉茶」。オフィスにいながら、どんどん美しくなるのも夢じゃありません!
photo by Thinkstock/Getty Images
(松浦松子)