多くの人たちにとって「快眠」できるか否かが、生活の質を高めるカギに。
欧米の健康意識が高い人たちは、就寝前にどのような習慣を行っているのでしょう? 今回は、ナチュラル・サプリメント会社「8Green」を運営するドーン・ラッセルさんに話を聞きました。
多忙な起業家が選んだ、身体にやさしい方法は?
私はロンドンで、2人の息子と一緒に暮らしています。ですが、仕事はニューヨーク中心です。言うまでもなく、私にとって睡眠は非常に貴重なものです。つねに時差ボケ状態なので。
また25歳のときにがんを患い、リンパ節の一部を切除していて、体が非常に繊細です。そのため、睡眠補助薬はどれも刺激が強すぎて、次の日につらくなります。だから寝ることも重要なんですが、家族のために注意深く気を引き締めないといけません。いろんな試行錯誤を経て、私に合ったやり方をやっと見つけることができました。
1. チョコレートサプリを摂る
image via shutterstock月曜日は、仕事で長距離移動。着いてから時差ボケになりたくないので、睡眠サプリメントGood Day Chocolateを飲みました。子ども用を飲んでいます。メラトニン1mgとカモミールの花のエキスしか入っていません。睡眠補助薬はこれしか飲みません。用量が少なくて済むので、次の日調子が悪くならないんです。
2. 枕元にラベンダーを垂らす
image via shutterstock睡眠方法は日によって変えています。何か気になることがあって眠れないときは、ラベンダーのピュアエッセンシャルオイルを、枕元と手首の内側につけます。
それから、眠りやすいようにピアノの音楽を流します。陳腐なやり方に思えますが、すごく効果があるんです。眠ることになんてまったく興味のない、8歳の息子にも効いています。
3. 寝ている間にデトックス
image via shutterstock水曜日は週に1回、足の裏に日本製のフットパッチ(足裏シート)を貼って寝るようにしています。眠っている間にデトックスできます。ラベンダー、竹酢、甲羅抽出物、ビタミンCが入っています。
4. Headspaceアプリを使う
image via shutterstockいろんな人からすすめられて、瞑想睡眠アプリのHeadspaceを試してみました。真夜中に起きてしまって気分が落ち着かないときに、すごく便利だということを発見。気持ちを静めて寝つきをよくしてくれます。
5. エプソムソルトで入浴
image via shutterstock金曜日はロンドンの家に戻り、一日の締めくくりにエプソムソルトバスに入るのがお気に入り。その後フェイスマスクをして、自分でちょっとした鍼治療をします(鍼のやり方を知らない人は、真似しないでくださいね)。
そして、一日を終える一番いい方法は、息子たちと一緒にベッドに入ること。広い視野で人生を見つめられるようになって、頭の中のモヤモヤが消えるわ。息子たちだけに気持ちを向けるの。天国のような瞬間よ。
良質な睡眠は一番の薬
Devin Tomb/This Entrepreneur Uses Japanese Foot Patches to Detox While She Sleeps /Seina Ozawa(翻訳)