「贅沢」とは何でしょうか? 贅沢といえば高価なものを思い浮かべますが、そうではありません。
贅沢とは、お金というよりも、時間や手間ひまをどれだけかけたか、で決まると私は思います。
買い物や料理にゆっくりと時間をかけ、それをまたゆっくりと味わう時間はまさに贅沢そのもの。
高価な食べ物で贅沢を味わうのは簡単ですが、安価な食べ物を贅沢にするには、少しスキルが必要です。少なくとも、どの食材を使えばお金をかけずに贅沢にできるのかを理解しておく必要があります。
「贅沢」に変えてくれる食材とは
そんな食材がにんにくとアンチョビです。
まず、これ自体が風味豊か。さらにオリーブオイルでやさしく調理すれば、「バーニャカウダ」と呼ばれるドロドロとしたソースになります。そして、バーニャカウダは間違いなく「贅沢」な食べ物です。
見た目は豪華ではありませんが、騙されてはいけません。
派手で鮮やかな色彩の夏の食べ物とは違って、バーニャカウダは茶色と灰色の中間あたりの素朴で落ち着いた色をしています。それなのにとんでもなくおいしいところがスタイリッシュだと思います。
風味も見た目よりずっと豊かです。そして、作るのも簡単なんです。
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簡単おいしい「バーニャカウダ」の作り方・レシピ
バーニャカウダにはさまざまなレシピがあります。材料は同じですが、入れる食材の比率はそれぞれ異なります。ですので、以下に紹介するレシピはほんの一例だと考えてください。
私はアンチョビを1缶ににんにくを丸ごと1個使うのが好きですが、アンチョビ2缶にニンニクは少なめが好きという人もいます。
私はフードプロセッサーでにんにくを潰しますが、みじん切りやスライスを好む人もいます。いろいろ試して、自分の好みを見つけてください。
食材の比率がどうであれ、まずはにんにくとアンチョビをオリーブオイルのお風呂に入れ、とろ火で加熱していきましょう。
アンチョビが溶けてにんにくがまろやかになったら、最後にバターを少し入れて、風味豊かな贅沢ソースの出来上がりです。
バーニャカウダはもともと、季節の到来を祝うイタリアのピエモンテ地方の郷土料理です。秋の野菜につけて食べる温かいソースとして伝わってきましたが、ほかにもさまざまなおいしい食べ方があります。
ジャガイモにふりかけたり、パスタとチーズに合わせたり、少量のビネガーと混ぜてサラダドレッシングにしてもおいしいです。
この贅沢なバーニャカウダを作るには、以下の材料が必要です。
材料
オリーブオイル:3/4カップにんにく:10片
アンチョビのオイル漬け:1缶(1缶に12匹程度)
バター:大さじ2
作り方
1. 小さな鍋にオリーブオイルを入れ、とろ火で加熱しながら(私は電気コンロで最も温度の低い設定を使用)、にんにくを細かく刻みましょう。
(包丁を使ってもいいし、フードプロセッサーを使ってもOK。前者のほうが安定したサイズに切れますが、後者のほうが速くできます。)
2. にんにくとアンチョビをオリーブオイルに投入し、弱火で約20分間加熱します。ときどき木のスプーンでかき混ぜたり潰したりしながら、にんにくが香ばしくなり、アンチョビが油に完全に溶けきるまで煮込みます。
(火加減はずっと弱火にし、にんにくが少しも焦げないようにしてください。)
3. 火から下ろし、バターを入れてかき混ぜ、たっぷりの野菜(とパン)と一緒に温かいうちにお召し上がりください。
キャンドルで温められるフォンデュポットがあれば、なお良いでしょう。
残ったバーニャカウダは冷蔵庫で最長4日間保存できますが、早めに食べたることをおすすめします。
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Claire Lower - Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之
Image via Shutterstock, Getty Images
ちょっとの工夫で豊かな食卓に
乳製品不使用でもこっくり濃厚。クリームを使わないクリームパスタ
西欧かアメリカ人とかの主食がパンの人たちしかこんなの四日で消費は無理だろ…。
米に合いそうにないし…。
簡易な魚醤みたいなもんだからポテトグラタンへ塩味系調味料代わりに入れたりと結構使い勝手いいぞ
でも温野菜につけるのが一番いい