アメリカで有数のロハスな都市・ポートランドで発行しているライフスタイル誌「KINFOLK(キンフォーク)」。
キンフォークの日本版が創刊
キンフォークを作っているのは、学生時代にハワイで知り合い、結婚後にポートランドに移住したケイティとネイサンの若い夫婦とその友人たち。シンプルで自然体なライフスタイルを提案するキンフォークは、ポートランドでは入荷するとすぐ完売になり、バックナンバーがプレミア価格になるほど人気です。そして、いよいよ日本版「KINFOLK MAGAZINE JAPAN(キンフォークマガジン・ジャパン)」が6月4日に創刊されます!
キンフォークという名前は、英語で親族や親類という意味。大きなパーティーやイベントのようなものではなく、家族や友人、恋人とテーブルを囲む「小さな集まり」の素晴らしさを伝え、その楽しみ方を伝えるべく生まれた雑誌です。
まるで写真集のように美しい誌面や、ゆったりとしてどこか懐かしさを覚える映像から、キンフォークが放つシンプルで強いメッセージ性を感じます。
Kinfolk Magazine: Issue 1 (Manifesto) from Kinfolk on Vimeo.
キンフォークでは、毎号一つのテーマを特集していますが、今回の特集はなんと「JAPAN(日本)」。日本の伝統や折り紙、藍染、生け花、桜味、餅、漬物など日本ならではの文化をキンフォークのレンズを通して紹介されています。
私も家族や友人との小さな集まりが好きです。美味しいものを食べながら他愛もない話をすることが素晴らしいアイディアのきっかけになったり、自分を再確認したり、お腹をかかえて笑ったり......。その時間から大切な「何か」が生まれるような気がします。おおげさなものではなくて、クロスをひいたり、花を飾ったり、そんなちょっとした工夫がプラスするだけでいつものメンバー、いつもの風景が、特別で豊かなものに見えてきます。
現代を生きる人々に「しあわせの形」を提案し、小さな集まりの心地よさ、楽しさを伝えてくれるキンフォーク。日本版の発売がとても楽しみです。
[KINFOLK]
(宮田茉貴子)