すでに付き合めているカップルでも、「彼が私のことを好きと言ってくれない」という悩みを抱えている女性は意外と多いはず。フランスの「Pourquoi les hommes ont du mal à dire "Je t'aime"」という記事によると、男性は、女性よりも「愛している」が言えない傾向にあるとされています。
女性は、思ったことをすぐに表現することができるのに対し、男性は、慎重で保守的な性質を持っているのだそう。このため、大抵の女性は、「男性が何を考えているのか、自分のことをどう思っているのか分からなくなった」と悶々と悩んでしまうのです。
では、どうすれば彼が安心して心を開いてくれるのか。それは、2人の関係を安心して良い場所だと思わせてあげることなのだそう。具体的には、こんなアドバイスがあります。
(1)彼が心のどこかで抱いている疑いや不安に気付き、自分は彼を裏切らないということ、または彼だけがずっと一緒にいたい相手だという気持ちを伝えてあげる。
(2)彼の仕事や才能など、褒められるものは誠実な気持ちで賞賛してあげる。男性は、自分に自身を持てると、自分の気持ちを簡単に表現できるものです。
(3)また一方で、男性は征服欲の強い生き物なので、カップル間の関係も、常に男性が女性を誘惑できるような状況をつくるようにする。これは一見難しいですが、(1)(2)を踏まえつつも、スキのある女性でいるということでしょうか。
(4)無理矢理彼の気持ちを聞き出そうとしない。もしあなたの質問に苛立ったりすると、男性は必然的に口を閉じてしまうものです。
あなたが「愛してる」「好き」と伝えたからといって、自動的に望むようには「ぼくも愛してる」とは返ってこないという、その男性の性質について知っておく必要があるということでしょうか。
男性は、より慎重に、ゆっくりと、自分の気持ちを真面目に伝える機会をうかがっているものだということを知っていれば、そこにいたるまでの彼の些細なアクションが「あなたに愛してると伝える準備をしている」という証拠ということになります。例えば、花束の贈り物、特別なディナー、など、彼の些細な行動に気をつけてあげることも、確実な愛を育むうえで重要なのです。
以上は、フランス流の男女の違いとはいえ、日本人の男女関係の構造にも同様に当てはまることが多いはず。おうむ返しの「愛している」を望むよりも、彼の自分への行動に目を向けているほうが、素敵な結末が得られそう! まずは女性のあなたが不安にならないこと、そして、心の強い「やまとなでしこ」でいることが重要なのかも。
[Pourquoi les hommes ont du mal à dire "Je t'aime"]
(下野真緒)