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同じ茶葉で何度も楽しめるのがうれしい緑茶。では、緑茶は何煎目まで淹れることができるのでしょうか?
緑茶は、三煎目を目安に
多くの緑茶は、一煎目で茶葉の「より」が戻り、80〜85%の成分が溶け出してしまいます。しかし、二煎目以降もコツさえ知っていれば、おいしくいただけるんです。
まず、お茶のエキスが凝縮されている最後の一滴まで絞り切ることが大切。そして、回を増やすごとにお湯の温度を上げ、蒸らす時間を短くすると、さまざまな味と香りを楽しめます。だいたい三煎くらいを目安にすると良いそう。
飲み終わった茶葉は、はき掃除に!
さて、十分お茶を楽しんだあとの茶葉。まだ香りがあるし、もったいないなぁと思うなら、それを掃除に使ってみませんか。お茶の出し殻を使ったはき掃除は、今でこそ実践する人は少ないかもしれませんが、電気掃除機が普及する以前は一般的な掃除方法だったんです。
やり方は簡単。茶殻をしっかり絞って、外(玄関やベランダ)から遠い部屋の隅に散らし、茶殻にほこりを絡ませながら、外に向かってほうきで掃いていくだけ。飛び散りやすい綿ぼこりがとれるのはもちろん、畳の間や掃除機では取りにくい隙間のゴミもスッキリ絡めとることができます。
最近の家はフローリングが多いので、実は掃除機よりも、この方法のほうがキレイに掃除できるともいわれています。電気を使わずエコな上、部屋全体がお茶の芳香に包まれて気分も良いもの。緑茶に含まれるカテキンによる殺菌作用も期待できそうです。緑茶以外にも、葉の大きな烏龍茶でも同じように使えます。
昔から、お茶は日本人の生活に欠かせない存在だったことを実感できます!
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)
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