白熱電球にとって代わり、すっかり普及した感があります。LED電球ほど高価ではないので、わが家でも大活躍。
白熱電球のときは年に数回交換していたリビングの照明が、電球型蛍光灯に替えたら6年以上もっています。本当に長くもつので、驚きです。
さて、今回はその「電球型蛍光灯」の面白い商品を発見したのでご紹介しましょう。イギリス人デザイナーによる「PLUMEN」(プルーメン)です。その特徴は、見る方向によって変化する形。デザイナーは、あらゆる角度から見て美しいフォルムになるよう、幾度となく修正を重ねたそうです。
シェード(照明のかさ)無し、いわゆる「裸電球」の状態でもオシャレな電球って今までなかったですよね。デザイナーの手にかかると、電球でも独特の存在感を放つようになるものです。
ロンドンの Design Museum が主催する、世界的栄誉あるデザインアワード「Brit Insurance Design of the Year 2011」最優秀賞など、数々の賞を受賞しています。
「PLUMEN」はその形だけでなく、光のバランスにも配慮し、温かみのある白熱電球に近い色合いとなっています。また、光源を眺めても、目に残像が残らないような工夫がなされている点も、うれしいところ。
「PLUMEN」は、鳥の羽毛“PLUME”と光速の単位“LUMEN”からなる造語。
まさに鳥の羽のような、不思議で美しい曲線を描く電球です。自宅だけでなく、友人の引っ越し祝いなどに贈っても喜ばれるかもしれません。
[PLUMEN]
PLUMEN001 電球型蛍光灯
※白熱電球50W相当の明るさ
3,150円(税込)
text by 川口章子(フリーランスエディター/ライター)
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出版社で企業広告のディレクター、読者マーケティングなどの仕事を経て独立。エコグッズ通販サイトのコラム執筆、ロハス系雑誌の創刊や編集に関わる。ほかに住宅、インテリア、育児などをテーマにした執筆も。
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