毎日、鏡を見ているはずなのに、気づきにくいのが顔の輪郭の変化。気がついたときにはあごの下にタプタプとお肉がついている......なんてことに。しかも、アゴのたるみはなかなか解消しにくいというから、見過ごすわけにはいきません!
二重アゴの原因「ドクターシーラボ顔のたるみ研究所」によると、アゴのたるみの原因は主に3つ。「筋力の低下」「脂肪」「むくみ」です。この3つとも、元を辿れば日常生活の悪いクセが影響しています。それが次の5つ。
(1)咀嚼の回数が少ない
(2)パソコン、スマホの利用で無表情になりがち
(3)体重の増加
(4)睡眠不足・食生活の乱れ
(5)姿勢が悪い
特に気をつけたいのが、パソコン・スマホの長時間利用。無表情の状態が長くなると、表情筋が衰えてしまい、もともと頬からアゴにかけては脂肪が厚い部分なので、筋力の低下によって顔全体の脂肪が垂れ下がってしまうそう。
さらに、パソコンを使用するときは前屈みになりがちなので、首もたるみがちに。そこへ体重の増加やむくみが重なることで、二重アゴになってしまうのです。
小顔になるツボあごのたるみを解消する、小顔効果のあるツボが「上廉泉」です。その周りのツボも連続して刺激するとより効果的! 指の腹でゆっくりプッシュするほか、手をグーにして人差し指と中指であごの骨を挟み、1〜3へと流れるように刺激するのもいいそう。
(1)上廉泉(かみれんせん)
首のぜい肉、二重アゴ解消のツボ。あごの裏側にあるへこんだ部分にあります。
(2)舌筋のツボ
上廉泉から左右に指2本分のところ。リンパを流し、むくみをとります。
(3)頬車(きょうしゃ)
むくみ、頬やあごのたるみに効果的。エラのあたり、口を開けるとへこむ部分にあります。
カンタン習慣で二重アゴ防止特に、日ごろノートパソコンを使用しているという人は、どうしてもディスプレイが低い位置にあるので猫背になりやすかったりします。長時間使うようなら、キーボードを別に買い、本体を高さのあるものの上に置くのも一つの解決法。
また、ほおづえをつくクセがあるという人は今すぐ直したい! 左右のバランスも崩れてしまいます。あごの下に手を持ってきたくなったらすかさずツボをプッシュして、プラスの習慣に変えるといいかも。
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(杉本真奈美)