海外では、ドラッグストアでも手軽に購入することができるという「フラワーエッセンス」。気分が落ち込んだり、生理前やカゼっぽい時などに気軽に使う方が多いそう。海外に比べ、日本ではまだまだ知られていないフラワーエッセンスとは、いったいどのようなものなのでしょう。
植物が教えてくれる個性あふれるエネルギーニールズヤード レメディーズのフラワーエッセンススクールで講師をされている鎮西美枝子さんにお話を伺いました。
「感情の揺らぎがあるときに思い出していただきたいのが、フラワーエッセンスです。作り方は単純で、クリスタルに入れた清水に花を浮かせ、太陽の下に置き、花の持っているエネルギーのエッセンスが転写されたもの。
花は、形、色、香りすべてでサインを出し、自分にどんなパワーがあるのかを示しているといわれています。実際、私たちの先祖は、植物と共に生き、植物が持っている力を理解する鋭い感性や観察眼を持っていたと伝えられています」
古代エジプトのパピルスにも、植物の癒しのチカラが記録されています。人々は太古の昔から、植物からたくさんのものを得ていたのです。
現代女性のために作られたフラワーエッセンスそんな古代から受け継がれ、1935年にイギリスのバッチ博士によって作られたのが「DR バッチ・フラワーエッセンス」です。その後、世界各地でフラワーエッセンスは作られました。
そして1987年に誕生したのが、オーストラリアのワイルドフラワーを使った「ブッシュ・フラワーエッセンス」です。
代々ナチュロパス(自然療法師)の家系に育ったイアン・ホワイト氏によって生み出されたこのフラワーエッセンスは、社会進出によるストレスや、PMS、出産・子育てなど、女性に焦点が当てられていて、現代女性にも選びやすいのが特徴です。
外来種に侵されていない特殊な生態系を持つオーストラリアのワイルドフラワーは、とてもエネルギッシュでエッセンスを転写する際、月の光でも事足りてしまうほどなのだそう。
アボリジニーのシンボル「ワラタ」エネルギッシュなワイルドフラワーを象徴しているのが、こちらのワラタという花。
ワイルドフラワーの中でももっともエネルギーが強く、オーストラリアの先住民アボリジニ―のシンボルとも言われています。生命を感じさせる赤色、心臓のような形、そして花を抱くような苞葉(ほうば)で守られている姿からは、強いパワーが感じられます。
自由でカジュアルな使用方法「ワラタは、希望がなくなり絶望したときに、勇気や立ち向かう力を与えてくれる花。その状況に適応し「なんとかなる」という気持ちにさせてくれます」(鎮西さん)
フラワーエッセンスの使い方は、とてもシンプルで安全。ポジティブな気持ちが必要だと感じた時に、飲むだけです。直接舌下に落としてもいいですし、お茶に入れてもOK。さらに、お風呂に入れたりルームスプレーなどに入れてもかまいません。妊婦や子供、ペットにも使っていいのだそう。
「不調を感じるとカラダに目を向けてしまいがちですが、じつは、心の奥底にある感情、怒りや不安、孤独などがカラダに現れることも多いのです。心・体・精神 は、すべてつながっているのです。そんな時、心身に安定と健康をもたらしてくれるのが、フラワーエッセンスだと思います」(鎮西さん)
今回ご紹介したワラタのエッセンスが入っているのが、エッセンスタイプの「エマージェンシー」と、ミストタイプの「エマージェンシーミスト」です。緊張や動揺を感じたときに、自分のまわりに吹きかけると香りにも包まれ、心が落ち着き、気分をリフレッシュすることができます。
鎮西さんは、発熱時や極度の疲労を感じた時に飲んだり、お風呂に入れて使っているそう。
ますます気になってきたフラワーエッセンス。次回からは、あなたにいま本当に必要なものを、フラワー診断で探っていきたいと思います。
[ニールズヤード レメディーズ]
ブッシュ・フラワーエッセンス
・エマージェンシー:30ml/3,150 円(税込)
・エマージェンシーミスト:50ml/3,150 円(税込)
★information★
ニールズヤード レメディーズ スクール 表参道校にて
「はじめてのフラワーエッセンス講座」を開催!
ライフスタイルに合わせたフラワーエッセンスの取り入れ方を、わかりやすく教えてもらえる初心者向けの簡単な講座です。
受講料:3,150円(税込)
開催日時:1回クラス
2/19(水)11:00-12:30、3/29(土)14:00-15:30、4/16(水)19:00-20:30
会場:ニールズヤードレメディーズ表参道校(渋谷区神宮前5-1-17 グリーンビル)
お申込み・問い合わせ:03-5772-2266
photo by Thinkstock/Getty Images
(渡部えみ)