4月下旬から5月にかけて咲き乱れる、藤の花。連なって咲く様子は見事で、別世界に迷い込んでしまったかと思うほど美しい光景です。
藤のフラワーセラピー効果藤にはいろいろなフラワーセラピー効果があります。「ドリーン・バーチューのフラワーセラピーガイドブック」によると、ヒーリング効果や悪影響からのプロテクト、集中力や自己エネルギーを増加してくれるそうです。また、頭脳を明晰に保ち、意思決定を助け、霊性も高める役目を持っているとか。
ただ藤を見て楽しむだけでなく、五感で感じると良いことがありそうです。
一度は訪れたい藤の名所が、北九州市にある私営の庭園「河内藤園」です。
これだけ手が込んだ私営の藤園は全国でもめずらしく、美しすぎるトンネルとして、国内よりも海外の人びとの間で話題となっているようです。
河内藤園は、先代のオーナーが昭和45年頃から造ったもの。"生きた証を残したい"という想いからできたもので、現在は息子さんたちが藤園を継います。彼は「訪れた方が笑顔で喜んでくれるのが、やる気に繋がっている」とお話ししてくれました。
藤は全部で約20種類、今は70本前後が植えられています。見頃は、例年だと4月20日前後〜5月15日前後だそうですが、開花の時期も花のつきも毎年違います。入場料は開花状況によって異なり、300円〜1,000円です。1,000円のときは、豪華絢爛に咲き誇っているそうです。事前に電話で開花状況を問合せてみるのが堅いですが、行ってみなくては分からない、運次第というのも、大人だからこそ楽しめる旅の醍醐味でいいな、とも思います。
河内登園の近くには、「河内温泉天然温泉 あじさいの湯」があり、日帰り温浴もできます。藤園ついでに立ち寄ってみると、心身ともに癒されそう。
日本が世界に誇る、この美しいパステルカラーの絶景が現れる日まであと少しです。
[河内藤園]
住所:北九州市八幡東区河内2-2-46
電話:093-652-0334
駐車場:あり(200台)
アクセス:北九州市八幡駅からタクシーで20分(約2000円前後)/八幡駅から河内天然温泉 あじさいの湯までの無料送迎バスあり