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ふたりの関係を「新婚の頃」に巻き戻す方法
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ふたりの関係を「新婚の頃」に巻き戻す方法

2015-10-23 23:30
    こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

    お付き合いをしたり、結婚生活を続ける中で生まれてくるのが「マンネリ」です。素敵な結婚相手を見つけても、パートナーとの関係性のマンネリ化により、「もっと別の人と一緒になればよかった......」と後悔しているご相談をいただくこともあります。

    けれど、これもせっかく引き合った縁。

    安易に別れを選ぶよりも、もう一度出会ったころの気持ちを取り戻し、関係性を良くしたいですよね。

    そのためには、どんなことが必要になるのでしょうか?

    ●関係を再び温めるためには

    一度冷めてしまった関係を再び温めるためには、パートナーに「あること」を意識してもらえるようにするのが効果的です。

    それは、ここが自分の居場所なんだと感じるような「自分は分かってもらっている」「自分は理解されている」という安心感です。

    この安心感とは、ただほっとするという感覚だけではなく、

    ◎自分をありのまま受け止めてくれている

    ◎何も言わなくても察してくれている

    ◎自分に無理をかけないように配慮してくれている

    ◎自分の感性や考えを理解してくれている

    というような、「人間としての自分を受け止めてもらえている」という安心感のことです。

    この安心感は、彼氏や夫など、パートナーの関係になったということは、相手もそれを感じていた時期が確実にあります。「自分にとって、特別な人だ」と相手も感じたからこそ、カップルとして成立したんですね。

    けれども、愛が一時的に冷めてしまっているとき、こうした「相手への特別感」や、「自分が受けいれてもらっている安心感」よりも、その他の感情が優先されてしまっている状態だと言えます。

    たとえば、

    ◎口うるさく感情的になられてしまうので、距離を置きたい......

    ◎いつも頼られて、依存的だから、重く感じてしまう......

    ◎疲れているのに、そのことを理解してくれない......

    などのネガティブな感情です。

    喜びよりも「面倒だ」「1人でいたい」「侵入されたくない」というようなマイナスの印象が作り上げられてしまい、その結果、2人の関係が離れたものになってしまっているのです。

    ●2人の仲が悪くなるとき......

    しかしこのとき、大きな誤解があります。

    それはなにかというと、こうしたネガティブな感情があったとしても、「相手が恋に落ちてしまうような素晴らしい側面というのは、本当は、ずっと変わらず常に自分の中にある」ということです。

    人はさまざまな側面を持っています。臆病な面や、傷つきやすい面や、繊細で神経質な面、焦ってしまうクセ、我慢してしまうクセなど......。

    2人の関係の中でネガティブな側面も引き出されてしまい、そして何度か続くことによって「いつも怒っているな」「いつも感情的に不安定だな」というように、印象や感情もネガティブに引っぱられてしまうのです。

    ●ネガティブな印象を元に戻そう

    こんなときは、「相手が持ってしまったネガティブな印象」を、元に戻してあげる必要があります。そこで大切なのが「付き合った当初のような、安心した感覚を与えられる自分の側面」を意識することなんですね。

    たとえば、彼はあなたの笑顔を見て、心からほっとしてくれたかもしれません。

    たとえば、彼はあなたが頑張っている姿を見て、とても尊敬してくれたかもしれません。

    一時的にネガティブな状態になってしまっていたとしても、そのあなたの素晴らしい側面は、決して消えていません。ただ、そこを意識したり、表現できなくなっていただけなのです。

    だからこそ、もう一度、自分自身が、その素晴らしい自分を取り戻すことで、「相手からのネガティブな印象を元に戻す=相手が絆や愛情を感じられる」ようになるんですね。

    自分が変われば相手も変わる。お互いにお互いの態度に引き合っているのがパートナーシップです。

    別れよりも先に再び愛を燃え上がらせることを意識して、「やっぱりこの人でよかった!」という喜びを感じてみてくださいね。

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/10/049958monotonous.html
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