・パンやご飯、甘いものが無性に食べたくなり、体重が増える
・普段より睡眠時間が長くなってしまい、朝起きられなくなる
・一日中横になって過ごしたいくらい、何をするにもおっくうになる
・以前ならやれた仕事をうまく処理できない
・考えたり、集中する力が明らかに落ちる
じつはそれ、「冬季うつ病」かもしれません。
冬季うつ病の主な原因は、日照時間の減少です。光を浴びる時間が減ると、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンや、欠乏すると鬱症状につながるセロトニンなどの神経伝達物質のバランスが崩れてしまうのだそうです。
極端に日照時間が少ない北欧の国では、なんと人口の10%もの人々が冬季うつになるという統計も。
そんな「冬季うつ病」の予防としておすすめなのは、日中のウォーキング。日光を浴びることがうつ予防になるのは前記の通りで、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、抗うつ作用をもつ神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン)が分泌を促します。
さらにウォーキングはリズムを意識して行うことが、セロトニンの活性にとても効果的とのこと。そこで私が利用してみたいと思ったのが『ウォーキング・セラピー』というCD。
『ウォーキング・セラピー』は、テンンポよくウォーキングを行いセロトニンを活性化するために作られたCDです。ウォーミング・アップ、リラックス・ウォーキング、本格的なリズム運動、クールダウンまで、歩きやすくそして楽しみながら行えるよう、各専門家の協力によりウォーキングに最適なリズム・テンポを研究・調査の上制作されたとのことです。iTunesからもダウンロードが可能ですよ。
また、セロトニンを作るのには、たんぱく質や炭水化物、そして魚類やレバーなどに含まれるビタミンB6が必要とのことで、これらを中心にバランスの良い食事も心がければなお良さそうです。
最近落ち込みやすいかも……という方、また充実した秋を過ごしたい!という方も、この機会にウォーキングにチャレンジしてみては?
[ウォーキング・セラピー]
(若松真美)
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