震災の影響を懸念し、週初は売りに押されたものの、為替の円安と堅調な欧米株に支えられたこと、
先週から外国人投資家が日本株を買い越しに転じ、先週は3891億円の大幅買い越しとなったことが好感された。
円高の影響により来期業績の減益が想定される中の上昇なので意外感を感じた方がいると思うが、強い地合いの中、大きく売りに傾いていた需給が改善することによる自律反発の一種と考えると納得できると思う。
5月半ばになって今期の企業業績が出そろった際に業績によるPERの修正が行われるかに注目したい。
投資家別売買動向は翌週木曜日に発表なので私はリアルタイムで外国人投資家の動きを把握するため、外国人投資家の保有比率が高い銘柄をピックアップして値動きを確認している。
ナカニシ、日本ペイント、日本光電など外国人保有比率が高く、板が薄い銘柄をリスト化している。
外国人投資家の好む銘柄は利益率が高く、ROEが高い優良企業であることが多いので、これらが業績無視で大きく売り込まれることから外国人投資家の売り越しが続く際は買い場になることが多い。
(Bコミ)
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