フィンテック、IoT、AI、VR、自動運転、ビッグデータ、サイバーセキュリテイなどのテーマに関係するIT系銘柄が循環的に人気化し相場が盛り上がってきた一方で買い疲れも見られます。
テーマで買っても収益が伴わない場合の調整が続く展開も随所に見られます。
ITに絡んだこれらのテーマの本質を理解すれば今後も循環的に物色されるとの期待が残ります。
特に業績に比べて株価がやや出遅れた銘柄については楽しみがまだまだ残っていると言えます。
私が注目している銘柄にはIT系が多く含まれます。上場企業3600社のうち、現在、約150の調査対象IT関連上場企業を選定しておりますが、その中から株価の位置などをチェックしてより厳選していくことで投資成果を高めて頂ければ幸いです。
本日は筆者がロングランで注目しているアドソル日進(3837・東証2部)株が久々に、一時1500円台に乗せてきましたが、IoT関連、IoT機器向けサイバーセキュリティ関連の好業績銘柄として人気が高まってきたと見られます。
また、NSW(9739・東証1部)も第1四半期の業績進捗率が低いにも拘わらず高値更新してきました。
アドソル日進は2007年2月に上場した社会インフラ系システム開発会社です。
PMP資格者が106名と多く、高付加価値な開発を行っている点で同社は他社と一線を画しています。今期売上高105億円に対して今期の経常利益は6億 円余りを見込んでいますが、第1四半期は2.25億円で進捗率は37%となっていますので、早くも業績上方修正の期待が高まっています。
テーマ性で人気を集めた銘柄も業績を見たら無残な状態では買い気は高まりません。この点、同社はテーマ性+中長期成長性+足下の業績好調と3拍子揃っていますのでこの先も要注目だと言えます。
150社の中から絞り込むのはなかなか大変でしょうが、株価の位置と足下の業績、株価評価などをフィルターにしてみてはいかがでしょうか。
また、マザーズ銘柄では2015年に上場した5社の動きに注目。既に本日はダブルスタンダード株が急騰を開始。アークンは特殊に下落傾向が見られますが、それぞれに下値固めが見られます。
1)PCIホールディングス(3918)2015.8上場 IoT関連
2)アイビーシー(3920)2015.9上場 IoT、ブロックチェーン
3)ネオジャパン(3921)2015.11上場 クラウド
4)ダブルスタンダード(3925)2015.12上場 ビッグデータ、AI
5)アークン(3927) 2015.12上場 情報セキュリティ
【参考:IT系調査対象企業一覧】(150社)
データリンクス(2145・JQ)
ソーバル(2186・JQ)
SJI(2315・JQ)
システナ(2317・東証1部)
ソフトフロント(2321・JQ)
デジタルアーツ(2326・東証1部)
クエスト(2332・JQ)
キューブシステム(2335・東証1部)
NID(2349・JQ)
ASJ(2351・マザーズ)
安川情報システム(2354・東証2部)
コア(2359・東証1部)
ソリトンS(3040・JQ)
セキュアヴェイル(3042・JQ)
マクニカ・富士エレHD(3132・東証1部)
テリロジー(3356・JQ)
ソフトクリエイト(3371・東証1部)
ネットワークバリューコンポ(3394・東証2部)
テックファームHD(3625・JQ)
TIS(3626・東証1部)
電算システム(3630・東証1部)
三菱総研(3636・東証1部)
電算(3640・東証1部)
AGS(3648・東証1部)
ファインデックス(3649・東証1部)
モルフォ(3653・マザーズ)
ブレインパッド(3655・東証1部)
テクノスジャパン(3666・東証1部)
モバイルクリエイト(3669・東証1部)
システム情報(3677・JQ)
FFRI(3692・マザーズ)
ベリサーブ(3724・東証1部)
セック(3741・JQ)
ITbook(3742・マザーズ)
サイオス(3744・東証2部)
フライトHD(3753・東証2部)
豆蔵HD(3756・東証1部)
テクマトリックス(3762・東証1部)
プロシップ(3763・JQ)
システムリサーチ(3771・東証2部)
さくらインターネット(3778・東証1部)
NDソフト(3794・東証2部)
ULSグループ(3798・JQ)
キーウェア(3799・東証2部)
ユニリタ(3800・JQ)
イメージ情報開発(3803・JQ)
システムディ(3804・JQ)
アルファックスFS(3814・JQ)
大和コンピューター(3816・JQ)
SRA(3817・東証1部)
Minori(3822・東証1部)
システムインテグレータ(3826・東証1部)
eBASE(3835・JQ)
アバント(3836・JQ)
アドソル日進(3837・東証2部)
ODKソリューションズ(3839・JQ)
ネクストジェン(3842・JQ)
コムチュア(3844・東証1部)
パシフィックS(3847・JQ)
データアプリ(3848・JQ)
日本テクノ・ラボ(3849・アンビシャス)
NTTデータイントラマート(3850・マザーズ)
サイバーコム(3852・東証1部)
インフォテリア(3853・マザーズ)
アイル(3854・JQ)
ラック(3857・JQ)
ユビキタス(3858・JQ)
テラスカイ(3915・マザーズ)
デジタルIT(3916・東証2部)
PCIホールディングス(3918・マザーズ)
IBC(3920・マザーズ)
ネオジャパン(3921・マザーズ)
ランドコンピュータ(3924・東証2部)
ダブルスタンダード(3925・マザーズ)
アークン(3927・マザーズ)
チエル(3933・JQ)
アズジェント(4288・JQ)
JIEC(4291・東証2部)
ハイマックス(4299・東証1部)
野村総研(4307・東証1部)
サイバネットS(4312・東証1部)
CEホールディングス(4320・東証1部)
日本システム技術(4323・東証2部)
東邦システムS(4333・東証1部)
IPS(4335・JQ)
ソースネクスト(4344・東証1部)
CTS(4345・東証1部)
インフォコム(4348・JQ)
フォーカスS(4662・東証1部)
アイサンT(4667・JQ)
クレスコ(4674・東証1部)
オービック(4684・東証1部)
菱友システムズ(4685・JQ)
ジャストS(4686・東証1部)
TDCソフトウェアE(4687・東証1部)
トレンドマイクロ(4704・東証1部)
インフォメーションD(4709・東証1部)
日本オラクル(4716・東証1部)
アルファS(4719・東証1部)
フューチャー(4722・東証1部)
CAC(4725・東証1部)
オービック(4733・東証1部)
ビーイング(4734・JQ)
日本ラッド(4736・JQ)
伊藤忠テクノS(4739・東証1部)
アイティフォー(4743・東証1部)
東計電算(4746・東証1部)
構造計画研究所(4748・JQ)
昭和SE(4752・JQ)
さくらKCS(4761・東証2部)
デジタルD(4764・JQ)
インフォメ―ションC(4769・JQ)
図研エルミック(4770・東証2部)
サイボウズ(4776・東証1部)
ソフトブレーン(4779・東証1部)
日本コンピュータD(4783・JQ)
富士通BSC(4793・JQ)
ISID(4812・東証1部)
ACCESS(4813・マザーズ)
ネクストウェア(4814・JQ)
EMシステムズ(4820・東証1部)
CIJ(4826・東証1部)
東洋BE(4828・東証1部)
JFEシステムズ(4832・東証2部)
インテリジェントウェイブ(4847・JQ)
アイネット(9600・東証1部)
NTTデータ(9613・東証1部)
PCA(9629・東証1部)
セゾン情報S(9640・JQ)
日本プロセス(9651・JQ)
ビジネスブレイン太田昭和(9658・東証1部)
DTS(9682・東証1部)
KYCOM(9685・JQ)
KSK(9687・JQ)
両毛S(9691・JQ)
CEC(9692・東証1部)
クレオ(9698・JQ)
ISB(9702・東証1部)
NCS&A(9709・東証2部)
トランスコスモス(9715・東証1部)
ジャステック(9717・東証1部)
SCSK(9719・東証1部)
NSW(9739・東証1部)
アイネス(9742・東証1部)
NJK(9748・東証2部)
富士ソフト(9749・東証1部)
IXナレッジ(9753・JQ)
ジャパンS(9758・JQ)
NSD(9759・東証1部)
旭情報サービス(9799・東証2部)
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)