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 リオオリンピック盛り上がりましたね。
 日本選手の活躍に睡眠不足の方も多かったのではないでしょうか?

 私は女子バスケットボールの活躍に驚いています。
 バスケットボールといえば体格差が顕著に出てしまうイメージがあったのですが、予選リーグを見事突破し、準々決勝で王者アメリカと善戦をしました。
 これからも体格差に負けない良い選手がどんどん育ってくれる事を期待しています。


 今回は、オリンピックのとあるニュースから粋なお金の使い方について考えてみました。

 先日、Twitterで情報収集をしているとこんなニュースを見かけました。

ナイジェリアの資金難、高須院長の援助で解決。ボイコット回避へ

 リオオリンピック、サッカーで選手への給与や滞在費、移動費の未払いでリオデジャネイロ五輪準々決勝のボイコットが取り沙汰されていたナイジェリア代表 でしたが、「高須クリニック」の高須克弥院長からの資金援助によりボイコットを回避しメダルに挑戦することとなったというものです。

 この記事をみて「粋なお金の使い方だなぁ」と感心しました。

 労働や投資で手に入れたお金はその人が自由に使うものではあるのですが、その使い道に人としてのセンスが出ると思うのです。


 では成功者である世界の富豪はその資産の使い道をどのようにしているのでしょうか?


 みなさんは「The Giving Pledge」をご存知でしょうか?
「Pledge」とは、固い約束のことを意味し、寄付を誓約する事を意味しています。

 「The Giving Pledge」は世界長者番付で毎回トップ3に名を連ねるビル・ゲイツ氏と投資家のウォーレン・バフェット氏が2009年に創設したもので、死ぬまでに自 らの資産の半分以上をフィランソロピー(慈善活動)やチャリティ活動に寄付する事を誓約しました。
 現在では連続起業家のイーロン・マスク氏や、フェイスブック社のマーク・ザッカーバーグ氏、オラクル創設者のラリー・エリンソン氏など世界中の億万長者155名が誓約しています。(2016年8月19日現在)

 一部では節税の為じゃないか等言われていますが、税金で支払い、お金の使い道を政府にコントロールされるなら自分で選択したいという気持ちは理解出来ます。


 高須医院長や「The Giving Pledge」に誓約する富豪達は、その資産を慈善事業に使いました。

 ビル・ゲイツはこう語っています。

【皆さんが自身をこの世界の住人だと感じ、全人類の手助けをしたいと思っているのなら、「もっとも大きな不公平はどこにあるのか?」ということを考えましょう。】

 彼らがなぜ資産を慈善事業に使うか?
 テーマは「この世の不公平を解消したい」という願いだと私は感じました。

 教育・健康・衣食住・・・この世には不公平が沢山存在しています。
 世界の富豪達が利他的にイニシアチブを取れば、多くの不公平は解消されるのではないかと期待してしまいます。


 みなさんも投資家としての情報収集をしながら、世の中のもっとも大きな不公平を探してみてはいかがでしょうか?

 そして成功の暁には、その不公平を解消する一助を担えたらとても粋だと思います。

 大きな不公平を発見されたらぜひ私にも教えてください。


株式会社マネーライフプランニング
パートナーCFPR 梶原 真由美


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