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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」通算400号配信を記念して、特別に、本日配信号のコラムの一部を掲載いたします。

 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。


=「新たな金融政策で、出遅れている日本株の見直しに期待」=
  (有料メルマガ第400回・2016/9/27配信号)



【前略】

 今日のコラムの最初に書いたように、本当にこれから日本株の大相場がスタートするかどうかはまだ分かりません。しかし30年も株式投資を続けてきた経験から、そのような根拠のない予感が頭に浮かぶことが多くなってきています。

 ただ日本株の大相場が始まる直前には、更に日本株が大きく下げて怖い思いをする必要があるかもしれない。そんなことも心の底では感じています。


 日本株が本当に大相場をスタートするなら、流動性の高い時価総額が大きな株のほうが上がりやすくなると思っています。これは相場が大きくなると、動く投資資金も大きくなりますから、小型株では運用は効率が悪くなるといわれており、投資経験の長い投資家などから小型株は避けられる事が多くなります。
 ただ最近は経験の長い投資家より、新しく株式投資を始めた生きの良い投資家のほうが上手に稼いでいるので、本当に流動性の高い株のほうが上がりやすくなるかどうかは、まだ分かりません。

 また日本株の大相場がスタートする前に、日本株が更に大きく下げるなら、流動性の高い株のほうが下がる可能性もありますから、大型株への投資のタイミングはじっくりと吟味しなければならないとも考えています。


 しかし大相場がスタートしたら、流動性の高い時価総額の大きい株のほうが上がりやすくなる可能性が高いということは、知識として頭の片隅に入れておいても良いと考えて、コラムで紹介しておきました。



 最近は円高が進むなら内需株のほうが良いだろうと考えたので、このメルマガの研究銘柄としては内需株を多めに取り上げてきました。

 そのような最近の内需株の中で比較的に時価総額が大きく(⇔数百億から数千億円)流動性の高い銘柄の、最近の株価の動きがどのようになっているかを参考までに確認してみたいと思います。

 7月以降の研究銘柄で比較的に流動性の高い銘柄には次のようなものがあります。

 フジ・メディア・ホールディングス、野村不動産ホールディングス、沖縄電力などです。

 フジ・メディア・ホールディングスは7月12日の研究銘柄です。

 野村不動産ホールディングスは8月23日の研究銘柄です。

 沖縄電力は8月30日の研究銘柄です。


1.フジ・メディア・ホールディングス

フジ・メディア・ホールディングスの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/?type=3month&scode=4676&ba=1&n_cid=DSMMAA13

原稿を書いた7月8日の終値   1110円
メルマガ配信日の7月12日の終値1177円
9月23日の終値        1395円(+25.7%)


2.野村不動産ホールディングス

野村不動産ホールディングスの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/?type=3month&scode=3231&ba=1&n_cid=DSMMAA13

原稿を書いた8月19日の終値  1652円
メルマガ配信日の8月23日の終値1670円
9月23日の終値        1741円(+5.4%)


3.沖縄電力

沖縄電力の株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/?type=3month&scode=9511&ba=1&n_cid=DSMMAA13

原稿を書いた8月27日の終値  2127円
メルマガ配信日の8月30日の終値2109円
9月23日の終値        2320円(+9.1%)


 流動性のある銘柄のほうが、株価が堅調だと感じるのは、日本株の大相場がスタートすると信じたい、私の願望のせいなのかもしれません。

 しかし証拠はない予感もあまり捨てたものではないということを、長い投資経験の中で何度か体験してきました。

 ただ、日本株の大相場がスタートしてもしなくても、日本株が堅調に上がりだせば、業績が伸びている企業に投資家の注目が集まり、資金が集まってくる可能性が高くなります。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 本日配信の有料メルマガでは、国内外で必要不可欠な製品群を持つ技術企業で、国内トップシェアの製品もあり、今後の製品需要も大きく、過去増収増益を継続しており、株主優待を新設して株価がリバウンドし始めたと期待できる企業を、研究銘柄として掲載しています。

 また、コラムでは、「日銀が新たな金融政策を発表し、FOMCが米国金利の9月の引き上げを延期しました。もちろんリスクもたくさんあります。米国の大統領選挙もあり北朝鮮などの挑発は続いています。しかし個人的には出遅れている日本株の見直しがあるのではないかと密かに期待しています。」と題し、今後の日本株のリバウンド相場を見越した戦略と、その心構えを考察しています。

 さらに、本日掲載したように、7月と8月の研究銘柄から、比較的時価総額が高い内需株3社を挙げて、検証を行っています。

 加えて、2週間前のコラムで取り上げた優待イベント投資戦術で、4銘柄の検証も行っています。

 そして、業種的に割安な優待企業から、今後の研究銘柄候補として3銘柄ピックアップしています。

 来るべき相場に備えて、準備の参考にどうぞ!

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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
 銘柄研究 わらべや日洋(2918)
 銘柄研究 ミライアル(4238)

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