多くの読者の皆さんにも気になる株はある筈です。それは情報源である友人や知人から聞いた銘柄かも知れませんし、テレビや新聞、雑誌などのメディアで見聞きした銘柄かも知れません。もしかしたらこの億の近道で取り上げられた銘柄ということだって考えられます。
筆者にもそうした気になっている株はありますが、なかなかそうした気になる株を「億の近道」で披露するには勇気と裏付けが必要です。
私の基本的に選ぶ銘柄は長期にわたってその企業がおつきあい頂けるかどうかもポイントになっています。少なくとも3年間おつきあいして株価が倍以上になれば所期の目標は達成されます。
今は大して評価されていなくても未来の方向性が明るい企業の株はとても気になります。企業訪問をして相手がどのような応対をしてくれるかもチェックポイント。
少なくとも訪問を歓迎してくれる企業には嫌がる企業よりはポジティブな評価をしますし、ビジネスモデルがユニークで市場内でその良さに気がついていない銘柄を密かに注目します。
例えば流動性に問題があって、一般的に関心を集めない銘柄にも関心を寄せることがあります。かつて情熱投資家も取り上げていた特殊電極(3437)がその典型です。
単元株を100株にしろという東証の指導の下で株式の併合と言う愚策を講じたことで発行済み株式数が極端に減少してしまった、本来なら株価6000円をつけてもおかしくない銘柄です。
現在はまだ3000円前後で推移しており、PER6~7倍、PBR0.6倍の不人気かつ地味な銘柄ですが、可能性を内包しているように感じています。
このようにバリュエーションの低さ、高配当利回り、安定性、成長性などをチェックして評価に値すれば、説明会に出席したり企業訪問や面談を重ねることになります。そこには偶然の産物的な出会いや不思議なご縁もあったりします。
さしずめ、ホットなところでいくと今、最も気になる銘柄は8月30日にIPOを予定しているUUUM(3990・マザーズ)です。
億単位の収入を得るに至った日本を代表するYouTuber「ヒカキン」が所属する企業だとのこと。
YouTuberを中心とするクリエイターのマネジメント業務、クリエイターに関連するプロモーション提案やグッズ販売、動画コンテンツの制作等を行う急成長中の企業である点、まさに時代を象徴するまだ小粒な成長企業と言えます。
きっといきなりお祭り騒ぎのような人気を集めることになるのかも知れませんが、穏健に初値を形成してほしいと願います。そして上場後に調整する局面がきっとあるでしょうからそこでは改めて取り上げていきたいと思っております。
実はこの銘柄に関連するかどうかはよくわかりませんが、今年の上場銘柄の中に興味深いモノづくり銘柄が見出せましたのでアプローチを開始しようと考えています。
既に有料メルマガなどで取り上げ始めましたので宜しくお願いします。
(炎)
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