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今週(1月15~19日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で154円24銭上昇し(率にして0.65%の上昇)、2万3808円06銭で取引を終えました。2週間ぶりの上昇です。
週初の15日(月)は、前週末12日(金)に米国の主要株価指数が軒並み最高値を更新したことを好感して、日経平均株価は4日ぶりに反発。続く16日(火)も大幅高(前日比236円93銭高)となり、91年11月15日以来、約26年ぶりの高値を付けました。
17日(水)、18日(木)は利益確定売りに押されて続落。18日は、前日17日の米国株市場でNYダウが初めて2万6000ドルを突破したことを受け、日経平均株価も一時約26年2カ月ぶりに2万4000円台に乗せましたが、大引けにかけては高値警戒感から利益確定売りに押されました。
週末19日(金)は3日ぶりに小反発。米国の長期金利の上昇を背景に、金融株が買われました。
先週も述べましたが、世界経済の拡大基調、企業業績の好調を背景とする日本株の先高感は変わらないとみています。ただ、さすがに高値警戒感は根強いですね。
来週は、3月本決算企業の第3四半期決算の発表が本格化します。好決算が相次ぐものとみられますが、これらを背景に当面は日経平均株価で2万4000円弱の水準で値固めが続くものと予想します。業種別では金融株に注目したいと思います。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)