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今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。
=コラム「黒字を出し続ける企業にこそ、投資すべき時」
(有料メルマガ第496回・2018/8/28配信号)
【前略】
なんと、この企業の株価がここまで急落するのか。滝のように落ちて行くのか。そう感じることが本当に多い8月の日本株の状況でした。
でも、この暴落は指を咥えて大きく上げてしまった、高値株をバーゲン価格で買うチャンスの時だ。そう考えて、落ちてくるナイフを掴みにいっては傷だらけになるような状況となりました。
しかし掴んで大きく下げた株は、売らないで損だしして、殆ど同値で買い戻してポートフォリオに貯めこんできました。
いま、改めにポートフォリオの状況を確認すれば、含み損が大きな株は、殆どない状況に戻してきています。
もちろん高く掴んでいるわけですから、運用資産額は高値掴みした数だけ減っている状況ですが、思わぬ安値で拾えた高収益かつ高配当、高配当利回り株が多いので、これから年末にかけて景気一人勝ち状況の米国株が更に上げ、円安が進んでいくなら(⇔というより円高になりさえしなければ)、必ず掴んで握り込んだ高収益企業群の株価は大きく戻していくだろう。
このように信じて株式市場と前向きに向き合い、株式投資に励んでいます。
TSUTAYAの創業者である増田宗昭氏は『やった人にだけノウハウがつき、スキルがつく。ノウハウがない、スキルがないからと勝負に出るのをやめるなんて大変な勘違いです。』と言っていたそうです。
研究レポートには書きませんでしたが、投資環境が厳しいときに投資対象として検討すべきなのは株価が上がりやすいビジネス・モデルの企業より、下がりにくいビジネス・モデルの企業であるという、過去の経験則に基づいた判断によるものです。
【中略】
いまは倒産する企業はそれほど多くありませんが、いずれ景気が本当に悪化してく時には倒産する中小企業が大量に発生すると考えています。
【中略】
私は過去に、年間経常利益が20億程度の企業のIRをみて、のけぞってしまった事がありました。11億円もの手形不渡りをくらい、手形を発行した企業は破産したという情報が開示されていました。
この発表は決算短信の発表の翌日のIRに出たのですが、無念ながら私はそのIRを見逃していたのです。気がついた途端に、そく売ってしまいました。
投資する企業の有価証券報告書や決算短信を見る人も、なかなかIRをつぶさに見て投資行動を決定している人は少ないように思います。
毎日のように売り買いを繰り返すデイ・トレーダーなら見逃すことは少ないと思いますが、中長期で投資をしている投資家で、多くの企業に分散投資している投資家には、全ての持ち株のIRをこまめにチェックすることは負担が大きすぎると感じます。
しかしマイナス情報を知ったとき、『これは非常にまずい』と考えたら、素早く自分の方針を決めて、その方針に基づいて、投資行動をとる瞬発力を鍛えることも大事です。
もちろん、迷うことも多いです。そして投資行動をとった結果、損失を大きくしてしまったり、儲けを減らしてしまうことは、株式投資では日常茶飯事です。
そのたびに、その失敗を悔やんで引きずって、本当にやる必要のある大切なことをおざなりにしてしまうほど、バカらしいことはありません。時間の無駄遣いなのです。
【中略】
例えば主力販売先が業績が非常に悪化している大手メーカー、たとえば去年に事業継続が厳しかった東芝だという部品メーカーに投資していたら、どう対応するでしょうか。
最近も大企業の不祥事が次々に明るみに出るようになっています。製造業で東芝を主要販売先にしている企業は、不良債権を掴まされるリスクが高かったと思います。
東芝は幸いにも生き残ることが出来ましたが、これからも破綻の可能性がでるような大企業も多いのではないかと危惧しています。
だからこそストック型ビジネスモデルの企業もポートフォリオに加えていくことが良い投資戦略になると考えているわけです。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
【どんな経済状況でも黒字キープ!強い事業力と保有資産がある安定配当・優待の低PBRストック型ビジネスモデル企業を研究!!】
本日配信の有料メルマガでは、約1世紀の歴史があり、リーマンショックでも大震災でも黒字を維持する強い事業を持ち、キャッシュリッチで低PBR高自己資本比率の、グローバル展開にも積極的な、安定配当が期待出来るストック型ビジネス企業を研究しています。
また、コラムでは、「一時的な流行(=相場テーマ)で株価が大きく上がる企業に投資して、一獲千金で大きな利益を狙うより、過去の業績の推移をしっかりと確認して、普通に黒字を出し続ける企業にこそ、投資すべき時だと実感しています。地味でも中期経営計画に基づいて、着実な経営努力を積み重ね、ますます強いビジネスを作り、資産を積み上げている企業にこそ、投資すべきだと考えて、投資対象を見直しています。」と題し、本日一部億の近道に掲載したほかに、決算短信発表後の暴落した銘柄のうち、安く投資するチャンスと
考えられる9銘柄をピックアップ。そのうち3銘柄については詳細コメントも掲載しています。
さらに、最近のヘッジファンドによる市場への影響について考察すると同時に、報道による株価下落などについても、参考銘柄を挙げながらチェックしています。
金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。
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過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)