株式市場は一進一退の動き、この動きもまた株式市場の面白さです。
今週に入り、月曜日は上がり・火曜日は下げる、そのリズムで上げ下げを繰り返していた。
木曜日時点では差っ引き40円ほどのマイナスになっている。1%程度の範囲で推移している相場。大きく押し上げる力も大きく押し下げる力もなく、日経平均は動いていた。
半面、マザーズ市場は2月18日から8連騰で77ポイント上昇。上げ方は地味ではありましたが、市場内はなかなかの活況でした。
IPO銘柄が青空相場を演じたり、サンバイオに代わるバイオ銘柄が飛んでいたりと面白い相場を展開していた。また、前回も指摘した「メルカリ」もお休みを交えながらも2000円台を通過して3000円台まで回復。
いろいろな銘柄が芽を出し、花開いた相場でした。
ただ、ちょっと指数的に、「サイコロジカル」がマザーズは10勝2敗まで示現。ジャスダック市場も9勝3敗まで上げたこともあって、多少過熱感到来で売り込まれていたようです。
半面、上記の1部市場には、まったくそのような動きがなく、ゆったりした動きを演じていた。225の銘柄の中では「電鉄株」が多少元気であったようです。
「JR東海・9022」「東日本JR・9020」などが高値を更新、戻り高値を取る動き、その他個別では「オリンパス・7733」「三菱重工・7011」「東映・9605」が新値を更新している。
内容的には、内需株的な銘柄が堅調に推移している。グロース株は、「米中貿易問題」が絡み上げ下げの動きを演じていた。(機械・電機・自動車)などです。その影響が日経平均に表れているようです。
それに反して、TOPIX構成銘柄である上記銘柄群の上昇や内需(建設・不動産など)の堅調さが指数を押し上げていた。しかし、そのTOPIXも新興市場同様に、サイコロが9勝3敗まで達していた(2月27日、水曜日)、それは、指数的な過熱感示現したことになり、木曜日、円安傾向にあった株式市場でしたが売られた。
指数は正直に動くようです。
来週もいろいろな展開が予想される相場ですが。ただ、ここ3月相場は波乱含みの動きが例年続いている。ちょっと警戒もしたい月です。
半面、ゲリラ戦はこのような時に訪れます。
その動きも一興ですね。株式市場だから。
(大魔神)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
大魔神氏のセミナー開催を記念して、特別インタビューを1月17日に収録
ぜひお聞き下さい。
後編「投資対象銘柄の発掘について」
聞き手:YEN蔵氏
https://youtu.be/2kGNp1f3CCs
前編「出来高の見かたについて」
聞き手:YEN蔵氏
https://youtu.be/kYJuwVmuooo