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有料メルマガライブラリから(327)「業績不安のない企業に分散投資を進めていきたい」

2020-03-06 15:46
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「業績不安のない企業に分散投資を進めていきたい」=
     (有料メルマガ第369回・2016/2/23配信号)

    ※注 2016年2月現在の内容ですので留意下さい。


    【前略】


     そろそろ日本株の下落も終盤に入り、2番底を形成してリバウンドが始まることを期待しています。信用取引で大きな損失を出した投資家の影響で、業績などや資産背景とは関係ない理由で株価が大きく下落した企業の中から、ビジネス・モデルと財務内容を良く確認して、業績などに不安のない企業に分散投資を進めていきたいと考えています。


    ― 日銀のマイナス金利の影響が個人にも意識されるようになってきました。
      金融機関に眠っている預貯金が直ぐに株にシフトするとは思えませんが、キャッシュを貯めこんでいる企業がM&Aに動き出す可能性は高まってくると考えています。為替相場ではドルに対する円安が期待できなくなってきており、日本国内に膨大な含み益を持つ土地をもつ内需型企業を中心に、配当優待利回りが3%を超えている企業を主体に分散投資をすることで、ポートフォリオの下落を少なくする努力を続けたいと考えています。ただし一部海外進出を行っていても歴史が古く、日本国内にも含み益の大きな土地を持つ企業もターゲットに加えています。 ―


    1)内需型のビジネスを中心に行っていること
    2)自己資本比率が60%を超えていること
    3)PERが10倍未満の低PERかつPBRが1倍未満低PBR銘柄であること
    4)配当利回りまたは配当優待利回りが3%を超えていること

     このような銘柄が今回の株価急落でかなり見つかるようになってきました。

     しかし12月・3月・6月・9月本決算企業の決算短信が発表されて、株価が大きく下落したのに業績は予想以上に良くなっていた輸出型ビジネス・モデルの企業もありました。

    【中略】

     いくら個人投資家に人気のある優待制度のある企業でも、ひとたまりもなく暴落する投資環境にあることが分かります。


     やはり優待の魅力だけで個人投資家を引き付けている企業は、いくら優待に魅力があっても、業績や資産背景を確認しないで投資していると、ひどい損失を負わされるということを肝に銘じておかなければなりません。

     先週の優待銘柄の動きを見ていると、業績が全く悪くなっていないのに急に株価が大きく下げて、最低投資単元(ほとんどが100株)投資すると配当優待利回りが5%を超えてしまうような銘柄が、少しずつ増え始めています。
     分散投資の対象としては魅力があるので、少し取り上げておこうと思います。

     いま時点では配当優待利回り4%に届かなくとも、1年保有すると貰える優待の金額がランクアップして、このままの株価で推移すると5%程度の利回りになる銘柄も含んでいます。

    【中略】

     今回は業績が伸びているのに投げ売りされて大きく下げる企業が本当に多くなりました。研究銘柄としては3月に配当や優待のある3月本決算銘柄などを優先しようと考えていますが、コラムでは3月本決算以外の銘柄も研究銘柄候補として取り上げていきたいと考えています。

     夜明けの来ない夜は無いと信じて、企業のファンダメンタルズをしっかりと調べていきたいと考えています。


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


    ■□この有料メルマガの全文が読めます!
     マースエンジニアリング(6419)研究銘柄レポート+コラムの構成です。
     コラムでは高田工業所(1966)、エスクリ(2196)オカダアイヨン(6294)、カーリットHD(4275)、岡部(5959)、オリックス(8591)、AGS(3648)、ペガサスミシン製造(6262)、住友ゴム工業(5110)、ニチリン(5184)、日本フェンオール(6870)、ヒューリック(3003)などについて言及しています。

      以下のリンクからどうぞ。(一部無料で読めます)
      こちらから ⇒ http://bit.ly/rin20160223


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)




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