人の目には見えないコロナウイルスがもたらした災厄が様々な社会システムを大きく変革させようとしている。
・政治(国会・選挙・議員・民主主義・自由主義・防衛・核など)
・経済(雇用・仕事・採用・人材・働き方・株式・為替・会計・企業・ビジネス・貿易・キャッシュレス・など)
・社会(人生・国家・趣味・天皇制・歴史・教育・学校など)
・法律(憲法・弁護士・司法制度・検察制度など)
・環境(エネルギー・化石燃・自然エネルギー・再生可能エネルギーなど)
・産業(農業・食・物流・観光・レジャー・モノづくり・サービス・小売り・リサイクルなど)
・医療(病気・診療・治療・検査・医療保健・健康など)
こうした様々な分野で社会変革が起きようとしていると感じるのは私だけではないでしょう。
アフターコロナの議論は地上波メディアの耳障りな国民をあおるような井戸端会議のネタではなくYOUTUBEなどのインターネットメディア(本日の虎ノ門ニュースなど)ではごく自然に語られている。
各分野でインターネット化、オンライン化が進むことで加速することは想像に難くない。
これはテレワークの進展が背景となるが、本来はもっと早く進むのかと思われたが、旧来の勢力、既得権団体の壁があって変化しなかった。
かつて株式の取引と言えば電話で担当者に連絡をして売買をすることが基本だったが、それがインターネットでの取引に変化したように各分野で一気に進む可能性を秘めている。証券ビジネスでは対面営業による旧来のシステムは各投資家がPC、スマホで発注する方法に変化した。
それによってネット専業の証券会社が誕生し、存在感を増した。為替取引もネットでの取引が当たり前となり専門業者が発展した。
このようになかなか進展しなかった経済システムがインターネットによって変化する流れは今回のコロナ禍を契機に一層進展するだろう。
これまで壁になって進んでこなかったのは様々な背景がある。
主には経済的な側面があるが特に中小企業・個人と大企業間の経済格差に起因するところが大きかったがテレワークニーズが一気に高まったことで国家を挙げての推進が期待される。
そこには5G化など技術の進展も背景になるし、セキュリティ技術の向上も背景になる。
オンライン教育、オンライン診療、オンライン会議などが盛んに言われ始めたが、今後も様々なオンライン化が各方面で続くだろう。下手をすると国会もオンライン化があっても不思議ではない。
新卒採用なども集団説明会などから個別のオンライン面談に移行するだろうし、決算説明会もリアルなものからネットでの映像による説明会に変わっていくと予想される。
今、私の手元には企業決算説明会の中止とそれに代わるオンライン説明会開催のお知らせだ。
この社会変革の流れを予想する投資家のパワーは関係企業の長期的な成長・活躍を夢見ながら既に株式市場にリスクマネーを投じ始めたのではないだろうか。
サイバーセキュリティのアドソル日進(3837)や抗コロナウイルス住宅、無人展示場のLib Work(1431)、オンライン婚活サービスのリンクバル(6046)、テレワーク支援のスターティアHD(3393)、などの活躍を期待したい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)