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後世に残せる投資
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後世に残せる投資

2020-06-26 01:48
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     多少の紆余曲折はあってもこのところ順調な株高が続いています。

     コロナ禍で傷つきな術もないように見える企業もあればこれをバネに新たな成長を目ざそうとする企業。大きな社会構造の変化に対応できる企業とそうでない企業の二極化が密かに進展しているように感じるのは筆者だけではないかと思われます。

     今を生きる投資家は未来を見据えての投資を心掛けようとします。
     日本に上場する3900ものエリートと言うべき企業群への投資は森林や天然資源と同様に未来に役立つことになります。

     企業は人が織り成す世界。そこには連綿として続く技術やビジネスが後世の世代に引き継がれ企業価値の創造が図られていきます。
     株価はそうした企業価値の評価を背景に変動を続けていきます。

     それが時価総額として市場で評価された結果として数値になって表わされます。未来において利益を生み出す力が企業価値でもあり現存する資産が必ずしも根底になるとは限らない摩訶不思議な世界が株式市場には内包され、短期評価、中長期評価を織り交ぜながら日々の株価変動を形成しています。

     多くの投資家は縁あって選択した銘柄、企業を対象に投資し、後世にその資産となるべき株式をバトンタッチしていきます。


     企業は山林と同じ。
     大きく育つまでは楽しみにして待つ姿勢が投資家には求められます。
     短期投資家には我慢のならないスタンスでしょう

     が、本来はそうしたものです。

     未来の姿など要らないと多くの投資家は十分な育成ができないままに刈り取る作業をしてしまいがちです。
     それは企業経営者の情報発信力によっても差が出てきますが、やはり企業経営者は未来への夢、後世に役立ち、企業価値が向上する企業体を目指す方向性を投資家に語る必要があります。

     日本社会に降りかかる困難をバネに飛躍を期する企業群、後世の人々に語り継がれる価値ある企業群にこそ投資価値があると思うが皆さんのお考えはいかがだろうか。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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