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日経平均は23000円を目前に足踏み、もみ合い期間が続く。国内外ともにコロナの感染者数が再び拡大してきており、今後は個別銘柄勝負となって来る。
今回はそんな中からの銘柄紹介です。
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コムチュア(3844)[東証一部]
『好業績が続くデジタルトランスフォーメーション関連』
【事業紹介】
独立系のシステムインテグレータ企業でグループウェア運用に強みを持っている。クラウドとビッグデータ・AI・IoTに通じるデータ収集・分析・可視化など最先端ソリューション提供を武器に、デジタルトランスフォーメーション領域での事業拡大に邁進中。
[ソリューションサービス関連事業]
ITプラットフォーマー(AmazonWebService、Microsoft、Salesforce)との連携によるクラウドソリューションの開発やクラウド基盤構築などを行い、大手企業を中心としたIT化を支援。
さらにビッグデータ・AI・IoT・RPAといったそれぞれの技術領域を得意とする企業との連携を図り、デジタルソリューション事業を成長の核に位置づけている。
[ネットワークサービス関連事業]
ERP(SAP)、フィンテック、人事ソリューションといったエンタープライズソリューション事業では様々な業種における顧客基盤の拡充を図る。
サーバーインフラ構築などをはじめプラットフォーム・運用サービス事業を手がけており、安定的な収益基盤を構築。
同社は6/23、センシンロボティクスと資本業務提携を行うと発表した。
センシンロボティクスは、ドローンなどのロボティクスの力により自動化された業務で画像やデータを収集・分析することで、設備点検、災害対策、警備・監視を中心とする業務に対するソリューションを提供している。
この資本提携により、設備点検業務を行っている企業に対してクラウドとドローンを組み合わせたソリューションを提供し、設備点検の省力化や見える化を実現することなどが可能になるという。
コムチュアはセンシンロボティクスが第三者割当増資で発行するD種優先株を3億円で引き受ける予定。
デジタルトランスフォーメーション(DX)は政府の『Society5.0』とも密接に関わってくる領域とみられ、同社の強みはビッグデータ・AIを用いたデータ分析や需要予測などで、最近では金融におけるアンチマネーロンダリングの分野においても活躍の余地が広がっている。
また、SNS分析なども得意領域で、SNSマーケティングなどを駆使する企業が増えている中で業種・業態を問わず様々なクライアントに対するソリューション提供が可能。すなわち、旧来のシステム開発需要など限られたITや金融といった業種の枠に収まらない顧客基盤の拡大と、それに伴う需要増が期待でき、事業拡大のスピードは今後ますます加速していくものと思われる。
【決算】
5月15日に決算を発表した20年3月期の連結経常利益は前の期比11.3%増の28.6億円になり、21年3月期も前期比6.2%増の30.4億円に伸びを見込んでいる。9期連続で過去最高益を更新する見通しとなり10期連続増益となる。
【株価動向】
6/3の3105円を高値に足元は2500円~3000円のレンジ相場となっている。75日線まで株価は調整しており、押し目買いが入り易い水準である。
(あすなろ産業調査部 藤井勝行)
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