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明日から師走相場。
先生が走り回る季節と同様にお金も走り回る気ぜわしい月を迎えます。
指数だけが独り歩きしてきたという印象が残る株式相場。浮動する株式を吸い上げ、売り方を締め上げてコロナクラッシュ後の株高をここに至るまで演出してきたとの印象があるが、師走に入っても皆さんは上昇の期待をされているものと拝察致します。
相場は上がっている内が華。
右肩上がりを基本とする株式相場が続く間は投資家がついていきたくなるのだが、そこに待っている落とし穴には気をつける必要がある。
師走相場は例年、二極化が著しい。元気のない銘柄を売り、元気のある銘柄につこうとする投資家の心理と行動が個別銘柄の相場にも表れがち。
全体相場も個別材料株も投資家にとっては上がる株は良い株、下がる株は悪い株と単純に言われてしまいがち。
ここは冷静な対応を図っていくべきでしょうが、投資家の心理状態はいつも盲目になりがち。師走相場では令和3年の株式相場に向けた新たなポートフォリオの構築に努めていきたいところです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)