人生に様々な悩みがあるのと同様に株式投資をなさる皆さんにも悩みは尽きません。
このコロナ禍で生き延びている私たちの投資家活動を神様が見ているとしたらどう思われるのでしょうか。
今7月期の株主優待制度にダンシングストーンをあしらったお守りを贈呈するとしたクロスフォー(7810)の株価は優待制度改悪との評価から売り込まれましたが今は社長からの優待内容への意味をメッセージとして伝えられたこともあって落ち着いてきました。
まさに日本は神頼みの社会。
古来から災いを鎮める神に祈りを捧げながら今日に至っている訳ですからすべての株主へ贈呈されるお守りにはそれなりに意味がありそう。
株価の低迷打破にご利益があるかどうかは分かりませんが、株高への糸口になってくれるなら、それは意味のある不思議な一手とも言える。
2万7600円でお守り付き。しかも自らがコロナ禍から脱却していこうと企業価値を高める気運を株主や投資家の前で示している同社だけに投資家の悩み解消となるべく新製品投入で業績回復のメッセージが伝えられるタイミングも近い。
投資家の悩みの多くは投資した後の株価が大きく下落したままで推移していること。かつてはどんなに人気を集めた株でも人気というのはその時々で変化する。つまり一旦歴史的な高値をつけてしまい、また戻るだろうと高をくくってもなかなか戻ろうとしない。
そうして時間の経過とともにもうその高値には戻らないだろうという水準まで株価が下落すると人気や評価というのは元に戻らない。
栄枯盛衰は世の倣い。
かつては花形役者だった歌舞伎俳優もテニスの錦織のような有名スポーツ選手、プロゴルファーもそうだ。
人生の中にも企業経営にも栄枯盛衰はある。株価はその企業業績を先取りしながら投資家の動物的な勘のような不思議な人気を背景に高値をつけたり安値をつけたりと忙しいものだ。
投資家にとって悩みの多くは面白いと思って投資した株の値下がりか、それともそれ以前に何に投資したら良いかの悩み?
それとも投資しておいた銘柄がうまく値上がりしてどのタイミングで売却すべきかの悩み?
そんな贅沢な悩みはともかく、株式投資に悩みは付き物。
皆様の悩みを一度「億の近道」編集局までお送り下さい。
⇒ okuchika.mail@gmail.com
(炎)
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