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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「投資戦略を練りながら、好業績予想の銘柄に打診買いを」=
 (有料メルマガ第360回・2015/12/15配信号)

※注 2015年12月現在の内容ですので留意下さい。


【前略】


 一年を振り返ると、今年も株価が大きく乱高下しました。でも購読者の皆さんも、他の多くの個人投資家も、今年の運用成績は大きくプラスしている方が多いと思います。つまり去年の年末より投資資金が増えている投資家が多いと感じます。

 毎年この時期に考えることは、今年の残りの期間には今年の運用成績を気にして小手先の売買を行うよりも、来年も良い運用成績を確保するための銘柄入れ替えを行うべき時だということです。

 すでにアベノミクスは終わったから、いつ日本株が下げてもおかしくないという意見に怯えて、株式投資を手じまって、ほとんどの株を現金に換えるというような消極的な作戦は、私は取らないでおこうと考えています。リスクを避けているばかりではチャンスを取り逃がすことになります。

 これまでも毎年のように日本株は乱高下を続けてきましたが、その大波を浴びながら思うことは『リスクは避けるものではなく、管理して取るものだ。チャンスはきちんと準備を怠らず続けてきたものに舞い降りる。』ということです。

 ただ、今年はそれなりに稼げたから年末は一部の株を現金に換えて通常よりもキャッシュを増やし、のんびりとお正月を迎えたいと考えているなら、それも良い年末の過ごし方だと思います。12月にも株価の乱高下あると思います。先週も日本株は大きく下げました。


 一番危険なのが『自分もそれなりに稼いだが、もっと大きく稼いでいる投資家がいる。だからが、この年末にもっと大きく稼ぎたい。』

 このように考えて通常以上に株への投資額を増やすことが一番危険だと、私は常に意識しています。たぶん12月の日本株は上昇傾向を続けると考えていますが、何が起こるかわからないのが株式投資の世界です。

 今年の運用成績を増やすために、自分の資産規模や、通常の株式投資の運用額より大きく投資額を増やして、勝負に出るより、むしろ来年もしっかりと利益を確保するための作戦や投資銘柄を考える時だと考えています。

 もし米国の金利が引き上げられて、株価の乱高下が生じたら、その波乱は来年に向けての銘柄入れ替えのチャンスだと信じて、投資を実施することが大事だと考えています。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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