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有料メルマガライブラリから(458)「来年を見越して投資テーマのある有望な投資対象を選び抜く」

2022-12-29 23:08
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「来年を見越して投資テーマのある有望な投資対象を選び抜く」=
     (有料メルマガ第361回・2015/12/22配信号)

    ※2015年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。


    【前略】


     今年の株式市場も一筋縄ではいかないで、乱高下してくれました。
     そして12月になってからも大きく下げてきて、安心して旅行にもでかけられない投資環境が続いています。


     投資家は株式市場で知恵を絞って闘う戦士でもあると考えています。そして投資家にとって、株式市場はバトル・フィール(=戦場)です。

     だから投資家は株式投資で生き延びることが大事です。例え、その年に利益を上げられなくても生きのびて、次の年に勝ってば(=利益を上げれば)良いのです。そのためには無理をしないで、余裕資金で株式投資をすることがとても大切です。


     このためには一気に大きく稼ぐことを狙って集中投資を行うよりも、分散投資を行って、株式投資全体で計算して、投資額が増えていくようなポートフォリオを作っていくことが大事になるとも考えています。


     どんなに確実に儲かりそうな予感がしても、相場に絶対はありません。
     実生活、社会生活までをも破綻させてしまうような、自分の経済的実力をオーバーするような過大な投資は行なわないことが大事です。

     欲に引きずられて過大な投資を行なわない克己心を養うことも、とても大切なことだと考えています。

     自分の経済的実力を超えた投資をしないということは、言葉を変えて説明すると「決定的に不毛な決断を迫られるような株式投資をしない」ということです。

     私がここで「決定的に不毛な決断」といっているのは、例えて言えば、10階建てのビルの屋上に連れて行かれて、ナイフを突きつけられて「自分で飛び降りますか、それても突き落とされたいですか。どちらが良いですか。自分で選びなさい」というような場合に迫られている不毛な決断のことです。ビルの10階から飛ぶことは、突き落とされても、自分で飛び降りても、命を失う可能性のある、絶対に避けたい行為です。

     もう少し軽い例えでいえば、不況期に実際にあったと聞いていますが「今すぐ会社を辞めますか、それとも、いままでの半分の賃金で2倍働きますか。どちらか良い方を自分で選びなさい」というような決断のことです。

     まあ、いってみれば、すでに不毛な選択肢しか残されていないような追い込まれた状況で、どちらにしても嫌な選択を強制されるような羽目に陥いるようなリスクが高すぎる株式投資は行なわないということです。

     普段から、このような不毛な選択に直面しなくても済むように、リスク管理を行っていくこと(→自分の投資ルールを決めて、きちんと守っていくことなど)で、このような不毛な決断を迫られるような最悪な事態に追い込まれることを避けることが可能になります。

     株式投資でいうところのリスク管理というのは「不毛な決断を迫られるような状況に追い込まれる可能性を普段から検討していて、そのリスクを事前に回避する」ということだと考えています。

     つまり「不毛な決断」を迫られるというのは、それ以前の「普通レベルの決定」において繰り返し間違いを犯し続けたために、最後にその清算を迫られているにすぎない状態です。そんなはめに陥らない為に「普通レベルの決定」を正しく行なうための管理を、きちんと行なうことが大切です。


     不毛な選択を迫られないために私が選択しているのが、分散投資です。

     例えば資産の割安株などが投資対象になります。
     時価総額の数倍の資産をすでに蓄積していて、今日廃業しますと宣言されたら、投資額の数倍のお金が返ってくることを投資する前にバランス・シートを確認することで明確に分かっているような企業に分散で投資しておくということです。
     また過去に一度も赤字になったことのないのにPERが10倍以下の低PER銘柄も分散投資の対象としては良い企業だと考えています。

     そのような『資産価値の高い企業』や『事業価値が高い企業』の株に投資していても、愚かな質の悪い一部の投資家の合理的でない投資行動によって、株価は乱高下してしまいます。

     しかし、企業自体に価値があるので、投資環境が普通に戻れば、株価が資産価値から考えて適正なレベルまで回復する可能性は高いのが魅力です。


     リスクを取らないリスクを避けるためにリスクをとることを決めた投資家に求められている課題は、市場の混乱からついてしまった株価に引きずられて、取ったリスクを投げだして、自分でリスクを実現(=大損を確定してしまう)してしまうこと避ける克己心です。

     株式「投資」が為替「投資」と決定的に違っているのは、株式投資において投資家は、企業が解散したときにすべての借金を支払った後に残る資産(=現金または現金に変えることの出来る資産)という目に見える資産をバランス・シートで確認した上で投資をするかしないかを自分で決定できるというところです。

     「普通レベルの決定」なら一度や二度の失敗は許されます。そして失敗から学べばいいのです。「自分はいつ、どのようにして、決定をあやまったのか」を分析して、同じ間違いをしなければ良いのです。

     株式投資をすることにより、大失態を演じて致命的な大損をしているような投資家は「企業を見る目が無い」か「自分を管理する能力がないか」。あるいはその両方を兼ね備えているかです。

     「企業を見る目が無い」なら努力して企業を見る目を養っていけば良いだけです。「自分を管理する能力が無い」なら自分を管理する能力を育成していけば良いだけです。両方とも普段からの努力で培うことが可能です。自分にやる気さえあれば、充分可能です。

     このことを自覚しないで『リスクを取らないリスク』という言葉だけに踊らされて不用意にリスクを取りにいくと、高い事業料を払わされる可能性も高くなります。

     リスクを管理して株式投資を行っていれば、2016年からも利益を上げられる可能性は高いと考えています。


     資産的にも割安で、事業的にも増益が続くことが予想できている。でも株価は下げている。このような銘柄に投資してしまい苦しい時に、私がいつも唱えている呪文があります。

    『短期的な傾向は時の流れで修正される。どんな時代にも通用する株価が上がる原因は、利益を毎期ごとに増やしていき、株主還元も利益の増加に伴って増やしてくれる企業の株価が中長期で見れば株価を上げていく。』という呪文です。

     ファンダメンタルズを重視して投資銘柄を選ぶタイプの投資家は、このような銘柄を、自分のポートフォリオのコア銘柄にしてしまうことも起こります。

     避けたいと思っていても、ついつい割安さに幻惑されて下げ途中で買い増して、更に下げて買い増して、気がついたらポートフォリオのコア銘柄になっていた。

     いまでも、こんな経験を良くしています。

     必然的に上がる株(=上がるべくして上がる株)に投資したいと願って銘柄研究をして、投資環境やチャートを見ながら投資するという努力をしていますが、運には勝てません。

     これは当たり前のことかもしれません。『運用』というのは『運』を『用』(もち)いるということだからです。昔、誰かの本に書いてあったな~ということを、ある投資家さんがブログに書いておられたので思い出しました。

     株式投資も運用ですから『運』を使います。しかし『運』に頼るためにも株を買うというリスクを、まず取る必要があります。

     短期的にでも株価が下がるというリスクを取りたくないという人は、株式投資には向かない人だと思っています。


     株式投資では、『常に安全にリスクを避けるようにプレイしていたのでは勝てない』というルールが存在しています。現金にしがみついているようでは株式投資では勝つことが出来ません。当たり前ですよね。株を買わないのだから。

     株式投資で利益を上げるためには株に投資して損するかもしれないリスクを取ることが絶対に必要です。


     人生を60年以上、株式投資を30年以上続けてきて痛感することは、株ばかりではなく仕事でも結婚でも、人生でもリスクを全く取らないことこそ、最大のリスクになるということです。

     「リスク管理」「リスク許容度」「リスク回避」の違いをよく理解しておくことが重要だと思っています。


     幸運の女神さまは、ものごとのやりかたをきちんと理解して、最大の努力で準備を続けてきたものに舞い降ります。このこともこのコラムで言い続けていることです。

     もっと露骨に表現すると、『富というものは儲けの仕組みをきちんと理解して、自分にできる最大の準備を怠りなく続けているものに転がりこんでくるものだ。』ということになります。

     株式投資をする場合でも、いつものやり方で利益を増やすように努力を続けていく一方で、『大きなカタリストを生み出している新しい変化』を見つけたら、そのカタリストにも目を向けて、そのチャンスを取りに行くことも行うべきだ、とも考えています。

     より有望な『チャンス銘柄』が現れたと確信できたなら、果敢にその『チャンス銘柄』を取りに行くべきだと、考えているのです。

     もちろん株式投資には多くの違う意見を持ったプレーヤーが存在しています。資金力が大きなプレーヤーもいれば、私たちのような小さな資金でプレーしているものもいます。

     資金力の大きな投資家が資金力を振り回して仕掛けてくる大ナタを、うまくかいくぐり利用して上手に動ける才覚も磨いていきたいと望んでいます。

     これからお正月にかけては、今年の自分の株式投資を振り返り、失敗したこととうまくいったことを分析して、来年からの投資に生かしていこうと考えています。


    【後略】


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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