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暑かった今年の夏も終わり、台風シーズンを迎え株式市場は秋相場が到来しています。今年の秋相場は結構熱くなりそうです。
既にゼネコン中心のオリンピック相場がスタートしていますが、今後は設備投資関連や個別好業績株などに広がりそうです。
折しも発売された会社四季報(東洋経済新報社)と会社情報(日経)には企業の業績動向が示されており、本メルマガの読者の皆さんもチェックされているのかも知れません。
資金の好循環がスタートしていると見られますので時に調整はあっても息の長い上昇相場がスタートしたと判断して良いと考えられます。
そこで天高く馬肥えるの秋相場を迎えていますので、ここでのポイントを書いておきます。
現状は3月期決算銘柄であれば第1四半期までしか発表されていませんが、進捗率の低い企業が中間期においてどこまで巻き返しができたのかをチェックすること。
9月本決算銘柄は11月に発表される予定の今期の決算見通しに注目。
円安のまま推移しているので輸出関連にはメリットが発生していると見られるが、1ドル=100円までの水準ではほぼ決算に織り込まれていると考えられること。
円高の方がメリットを受けやすい銘柄は円安の影響がどのように出たかをチェックすること。
などやるべきことはたくさんあります。
3500社余りの銘柄チェックは大変ですが、秋相場はそうした研究熱心な投資家に支えられてスタートします。
オリンピック開催の影響は企業経営者の間でもまだ十分に認識されておらず投資家は自由な発想からゼネコンなどインフラ整備関連銘柄を物色しているに過ぎません。バーチャルな銘柄よりもここはリアルな銘柄を物色しようという潮流が起きているとも推察されます。
風が吹けば桶屋が儲かる・・・。落語の世界の話なのかも知れませんが、このことは今回のオリンピック開催が決まったことでどのような業種が儲かるかというまったく同じ発想で捉えることができます。
風が吹いて桶屋が儲かるなどというまったく関係のない事柄につながるような奇想天外な発想まで生まれてくると危険なシグナルなのかも知れませんね。
オリンピック開催と福島復興に向けた社会インフラ構築や地震や異常気象などの災害からいかに守るのか、いかに災害に強い国家とするのかが課題となってい るというのが日本の大きなテーマだと認識した投資家はそれを実現してくれそうな企業に高い評価を与えます。それは投資家の自由。現実に建機レンタル会社 (カナモトや西尾レントオール)の株価は高値を追っています。エスイーや前田工繊といった防災関連銘柄の株価も堅調です。
消費税のアップは10月1日に結論が出るでしょうが、8%に引き上げられる可能性は高く、物価上昇の流れがここから一気に加速する可能性もあります。
一方では法人税の減税が議論されるなど様々に税金をめぐる動きは活発化しています。景気の回復傾向の確認から株高はまだ続くという結論が有力だとしてい くらぐらいまでいくのかについて人気ドラマになぞらえて「倍返し」水準である日経平均19400円という目標が出ても不思議ではないと私は考えています。
日経平均株価の目標ラインが秋相場で実現するのは難しいとしても、天高く株上がる秋となりそうな予感が働く昨今なのです。波乱があるとすれば銘柄入れ替えのあったNYダウの動向です。
海外市場の波乱はコア銘柄に多少影響をもたらします。為替相場の動向次第ながら1ドル=100円水準から更に円安に向かう展開となると輸出企業にはまた恩恵がもたらされます。
オリンピック関連の内需でいくか輸出関連銘柄でいくか選択しないとなりませんが、循環型で良いのではないでしょうか?
行き過ぎた先駆したオリンピック関連銘柄がお休みし、隠れたオリンピック関連銘柄が登場し、賑わいを見せたりと賑やかな相場になることが望ましいかと思います。
なかなか全面高にはならない株式相場ながら、徐々に徐々に上向いていく姿がここから7年間において続くものと私の未来予測には描かれています。
皆さんの未来日記にもきっとそう描かれているのでないでしょうか?
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
既にゼネコン中心のオリンピック相場がスタートしていますが、今後は設備投資関連や個別好業績株などに広がりそうです。
折しも発売された会社四季報(東洋経済新報社)と会社情報(日経)には企業の業績動向が示されており、本メルマガの読者の皆さんもチェックされているのかも知れません。
資金の好循環がスタートしていると見られますので時に調整はあっても息の長い上昇相場がスタートしたと判断して良いと考えられます。
そこで天高く馬肥えるの秋相場を迎えていますので、ここでのポイントを書いておきます。
現状は3月期決算銘柄であれば第1四半期までしか発表されていませんが、進捗率の低い企業が中間期においてどこまで巻き返しができたのかをチェックすること。
9月本決算銘柄は11月に発表される予定の今期の決算見通しに注目。
円安のまま推移しているので輸出関連にはメリットが発生していると見られるが、1ドル=100円までの水準ではほぼ決算に織り込まれていると考えられること。
円高の方がメリットを受けやすい銘柄は円安の影響がどのように出たかをチェックすること。
などやるべきことはたくさんあります。
3500社余りの銘柄チェックは大変ですが、秋相場はそうした研究熱心な投資家に支えられてスタートします。
オリンピック開催の影響は企業経営者の間でもまだ十分に認識されておらず投資家は自由な発想からゼネコンなどインフラ整備関連銘柄を物色しているに過ぎません。バーチャルな銘柄よりもここはリアルな銘柄を物色しようという潮流が起きているとも推察されます。
風が吹けば桶屋が儲かる・・・。落語の世界の話なのかも知れませんが、このことは今回のオリンピック開催が決まったことでどのような業種が儲かるかというまったく同じ発想で捉えることができます。
風が吹いて桶屋が儲かるなどというまったく関係のない事柄につながるような奇想天外な発想まで生まれてくると危険なシグナルなのかも知れませんね。
オリンピック開催と福島復興に向けた社会インフラ構築や地震や異常気象などの災害からいかに守るのか、いかに災害に強い国家とするのかが課題となってい るというのが日本の大きなテーマだと認識した投資家はそれを実現してくれそうな企業に高い評価を与えます。それは投資家の自由。現実に建機レンタル会社 (カナモトや西尾レントオール)の株価は高値を追っています。エスイーや前田工繊といった防災関連銘柄の株価も堅調です。
消費税のアップは10月1日に結論が出るでしょうが、8%に引き上げられる可能性は高く、物価上昇の流れがここから一気に加速する可能性もあります。
一方では法人税の減税が議論されるなど様々に税金をめぐる動きは活発化しています。景気の回復傾向の確認から株高はまだ続くという結論が有力だとしてい くらぐらいまでいくのかについて人気ドラマになぞらえて「倍返し」水準である日経平均19400円という目標が出ても不思議ではないと私は考えています。
日経平均株価の目標ラインが秋相場で実現するのは難しいとしても、天高く株上がる秋となりそうな予感が働く昨今なのです。波乱があるとすれば銘柄入れ替えのあったNYダウの動向です。
海外市場の波乱はコア銘柄に多少影響をもたらします。為替相場の動向次第ながら1ドル=100円水準から更に円安に向かう展開となると輸出企業にはまた恩恵がもたらされます。
オリンピック関連の内需でいくか輸出関連銘柄でいくか選択しないとなりませんが、循環型で良いのではないでしょうか?
行き過ぎた先駆したオリンピック関連銘柄がお休みし、隠れたオリンピック関連銘柄が登場し、賑わいを見せたりと賑やかな相場になることが望ましいかと思います。
なかなか全面高にはならない株式相場ながら、徐々に徐々に上向いていく姿がここから7年間において続くものと私の未来予測には描かれています。
皆さんの未来日記にもきっとそう描かれているのでないでしょうか?
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)