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先週の東京は久しぶりの大雪に見舞われました。オリンピックと雪のニュースが並行していましたが、時間とともに事故や停電が増え、徐々に電車の運行も止まってゆく様には首都圏インフラの脆さを改めて認識させられました。
それにしてもと。受験のニュースについてはもう何十年間も同じような内容を繰り返していることでしょう。毎年のことですが、この恐ろしく非効率な受験シーズンを何とか出来ないものかと考えてしまいます。
受験生の家庭には正月休みが無く、インフルエンザに怯え、そして雪による試験時間の遅延などなど。しかも関連ビジネス業界(予備校など)からは、その一発勝負で人生が決まってしまうかのごとく、ここぞとばかりに宣伝がばら撒かれます。
秋入学が大変なら、せめて受験日を12月中旬辺りに移してしまうなどは出来ないものでしょうか?そして受験が済んだら学校が休みに入る3月中旬までに大 人としての常識を身につける機会(何らかの仕事やボランティアなど)を義務付ける・・・などの措置があったら良いのにと感じています。
受験生に限らず家族もが正月すら満足に寛げず、じっと耐えている姿なぞ何とも特殊に感じます。教育の問題は詳しくないのですが保育園や幼稚園のように既得権が障害になっているのでしょうか?
ここでも老害が日本を蝕んでいるのか?・・・誤解の無いように。老害とはお年寄りの存在による害ではありません。年齢には余り関係無く、過去の成功体験 から抜け出せず変化できないマネジメントのことを私は老害と定義しています。それが(美味しい)既得権と重なる場合には、この害を取り除くことがどれほど 困難であるかは皆様もご承知の通りです。
以前にも書きましたが、英語を話せない英語教師の既得権を守るために8年間もの膨大な時間の無駄を学生に強いています。英会話の出来ない英語教師が教師 用アンチョコを見ながらややこしい文法の話などをしても生徒はやる気を失うばかりです。これでは国際人を育てるなど無理で、これを続けている=(イコー ル)文部科学省(含む族議員)を頂点とした無数の既得権によって日本の将来を蝕んでいる査証と言わざるを得ません。
様々な会社(組織)を見てきた経験からも確信できます。あらゆる組織、あらゆる団体において人が全てです。良い人材が集まらなければ、良いトップが居な ければ、そして良い人材を育てなければ組織は滅びます。良い人さえ集まれば金も物も集まります。本当に「人が全て」であることを理解できるなら、特定のグ ループの既得権を守るために日本国を滅ぼすような愚は絶対に避けねばなりません。
改めて、新都知事には改革や開示を恐れず、10年後にも同じような雪害のニュースを見なくて済むよう、強い東京を作ることで日本を変えて頂きたいと願っています。
変化があれば金融市場にも良い影響を及ぼすはずです。
ところで、先日は中国内陸部で共産党要職との人脈をもとにビジネスをしている方達とお話しする機会がありました。過激さを増す最近の中国事情と今後をお 聞きしたかったのですが、それよりも、「習政権は10年も持たない可能性が高い」、「胡錦濤の動静次第で大きく変わる懸念がある」、「共産党の為に死んで も良いと言う兵士は居ないので日米軍と開戦したら勝てないことを承知している」・・・等々、予想外の会話になりました。
かなり具体的な話でしたので余り詳しくは書けませんが簡単に言えば、中国国内の要職の方達や富裕層は資産の海外逃避に余念が無く、常時それらの情報に触 れている彼らも何時でも中国を出られる態勢を保ちながら、且つ収益をこまめに中国から避難させつつ最大限の注意を払ってビジネスをしているとの事でした。
確かにここ数年の中国の行動は異常に映ります。経済力が拡大しGDPが日本の2倍近くになったとは言え、国内インフラの整備状況や政治の安定性、国民の 暮らしぶりや民度の進展度合いなどを見れば、まだまだ対外的に強硬に出るのは危険と感じるにもかかわらず、ほぼ全ての周辺国と摩擦を起こしています。最近 では理財商品のニュースが増えていますが、観点を替えれば、これで集めた金を投資に使いGDPを押し上げてきたとも言えますから、それらの投資が失敗すれ ばこの循環が逆回転し始め、成長への大きな阻害要因になります。
投資に関しても様々なニュースを見聞きしますが、実は中国の動向こそが世界の金融市場に与えるインパクトが最も大きく、最近は場合によっては「中国だけ見ていれば良い」と感じてしまうこともしばしばです。
投資の世界は何があるか分かりません。時間を掛けて利益が増えても減るとき(下がるとき)はあっという間です。抜かりなく、無理をせず、余裕をもって分散投資を心掛けていきたいと考えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。
それにしてもと。受験のニュースについてはもう何十年間も同じような内容を繰り返していることでしょう。毎年のことですが、この恐ろしく非効率な受験シーズンを何とか出来ないものかと考えてしまいます。
受験生の家庭には正月休みが無く、インフルエンザに怯え、そして雪による試験時間の遅延などなど。しかも関連ビジネス業界(予備校など)からは、その一発勝負で人生が決まってしまうかのごとく、ここぞとばかりに宣伝がばら撒かれます。
秋入学が大変なら、せめて受験日を12月中旬辺りに移してしまうなどは出来ないものでしょうか?そして受験が済んだら学校が休みに入る3月中旬までに大 人としての常識を身につける機会(何らかの仕事やボランティアなど)を義務付ける・・・などの措置があったら良いのにと感じています。
受験生に限らず家族もが正月すら満足に寛げず、じっと耐えている姿なぞ何とも特殊に感じます。教育の問題は詳しくないのですが保育園や幼稚園のように既得権が障害になっているのでしょうか?
ここでも老害が日本を蝕んでいるのか?・・・誤解の無いように。老害とはお年寄りの存在による害ではありません。年齢には余り関係無く、過去の成功体験 から抜け出せず変化できないマネジメントのことを私は老害と定義しています。それが(美味しい)既得権と重なる場合には、この害を取り除くことがどれほど 困難であるかは皆様もご承知の通りです。
以前にも書きましたが、英語を話せない英語教師の既得権を守るために8年間もの膨大な時間の無駄を学生に強いています。英会話の出来ない英語教師が教師 用アンチョコを見ながらややこしい文法の話などをしても生徒はやる気を失うばかりです。これでは国際人を育てるなど無理で、これを続けている=(イコー ル)文部科学省(含む族議員)を頂点とした無数の既得権によって日本の将来を蝕んでいる査証と言わざるを得ません。
様々な会社(組織)を見てきた経験からも確信できます。あらゆる組織、あらゆる団体において人が全てです。良い人材が集まらなければ、良いトップが居な ければ、そして良い人材を育てなければ組織は滅びます。良い人さえ集まれば金も物も集まります。本当に「人が全て」であることを理解できるなら、特定のグ ループの既得権を守るために日本国を滅ぼすような愚は絶対に避けねばなりません。
改めて、新都知事には改革や開示を恐れず、10年後にも同じような雪害のニュースを見なくて済むよう、強い東京を作ることで日本を変えて頂きたいと願っています。
変化があれば金融市場にも良い影響を及ぼすはずです。
ところで、先日は中国内陸部で共産党要職との人脈をもとにビジネスをしている方達とお話しする機会がありました。過激さを増す最近の中国事情と今後をお 聞きしたかったのですが、それよりも、「習政権は10年も持たない可能性が高い」、「胡錦濤の動静次第で大きく変わる懸念がある」、「共産党の為に死んで も良いと言う兵士は居ないので日米軍と開戦したら勝てないことを承知している」・・・等々、予想外の会話になりました。
かなり具体的な話でしたので余り詳しくは書けませんが簡単に言えば、中国国内の要職の方達や富裕層は資産の海外逃避に余念が無く、常時それらの情報に触 れている彼らも何時でも中国を出られる態勢を保ちながら、且つ収益をこまめに中国から避難させつつ最大限の注意を払ってビジネスをしているとの事でした。
確かにここ数年の中国の行動は異常に映ります。経済力が拡大しGDPが日本の2倍近くになったとは言え、国内インフラの整備状況や政治の安定性、国民の 暮らしぶりや民度の進展度合いなどを見れば、まだまだ対外的に強硬に出るのは危険と感じるにもかかわらず、ほぼ全ての周辺国と摩擦を起こしています。最近 では理財商品のニュースが増えていますが、観点を替えれば、これで集めた金を投資に使いGDPを押し上げてきたとも言えますから、それらの投資が失敗すれ ばこの循環が逆回転し始め、成長への大きな阻害要因になります。
投資に関しても様々なニュースを見聞きしますが、実は中国の動向こそが世界の金融市場に与えるインパクトが最も大きく、最近は場合によっては「中国だけ見ていれば良い」と感じてしまうこともしばしばです。
投資の世界は何があるか分かりません。時間を掛けて利益が増えても減るとき(下がるとき)はあっという間です。抜かりなく、無理をせず、余裕をもって分散投資を心掛けていきたいと考えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。