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始めに、読者から頂いたコメントにお応えしたいと思います。小職も正にご指摘いただいた通りと考えていますので全文を引用させて頂きます。
『既得権グループや現役高年齢世代が楽をする見返りとして・・・” が気になり投稿をしました。私も現役を引退した一人ですが、自分が楽して子や孫にツケ を回そうとは思っていません。きちんと義務を果たし(税金も年金等を納め)権利を得ているだけです。この話をアッチコッチで聞くたび、だから「高齢者は早 く死ね!?」と言われている様で心外です。では、一個人に如何すればいいのか反対にお聞きしたい。私は株をやりますので、一般の人よりも自己責任が分って います。年金も国に頼らず自己責任にしろ!と叫びたい位です。多くの高齢者は真面目に直向きに生きてきたんだと申し上げたい。』
小職の書く(拙い)コラムで全てを表現するのは難しく、ご気分を悪くされる方も多いと存じますが、これに就いてはお詫び申し上げます。既得権などとは縁 の無い大半を占める方々の悪口を言うつもりはありませんし、時々は公務関係と思われる方からも「十把一絡げにするな」といった厳しいご意見も頂戴します。
ご指摘いただいたように大半の方は真面目に生活しておられるはずです。申し上げたいのは皆様もご存じの通り、一部においては欲の強さか?傲慢な特権思想 故か?または意識せずに?付加的な恩恵を受けている方が多数おられることです。これらを含めた無駄を是正するのが理想ですが、(もちろん小職の意見がすべ て正しい訳も無く誤った解釈も多々あるとは思いますが)誤魔化すことなく、言い辛いことも出来るだけ真摯に書いているつもりであることをご理解いただけれ ば幸甚です。
大半の方は今まで、または今の仕事をハードにこなされ現在を築いておられるはずです。「自分だけ楽が出来れば良い」などと考えている不遜な人は殆ど居な いはずですが、以前にも書きましたように、下町の小市民である小職の両親を見ていてさえも「これで良いのか?」と感じる事柄が多々あります。
例えば、数十万円の年金ではありますが両親は80代ですので支払より受取りが相当多い世代です。もちろん以前からずっと質素に暮らし小さいながらもロー ンの済んだ家がありますので、普通に生活している限り年金の範囲内で毎月二人の孫の為に預金をする余裕もあります。医療費も少ないですから、旅行などで纏 まった出費が無い限り預金を取り崩すことも殆ど無く。ご近所の高齢ご夫婦も概ね似たような生活を送られています。
その母親からの話しで、高級車に乗り換えたり頻繁に国内外の旅行に出掛けるなどの資産的余裕がある方でもやはり預金が出来るほどの年金支給があり、且つ 毎日の日課として(健康維持のため)複数の病院を廻る散歩ルートを決め、午前中は待合室での仲間とのおしゃべりを楽しみにしつつ、当然ながら同じような薬 を大量にもらうため大半を捨てている人が沢山居るといった話を聞く度に?マークが頭をよぎります。
当たり前のようですが、よく考えると腑に落ちないところが浮かびます。負担が軽いからですが、散歩ついでの病院通いとは・・・。うちの母親でさえ「あれでは国の財政はもたない」と言うほどです。
そんな両親でも年金をもらうのを当然として減額など有り得ないと考えている訳です。
余談ですが、セーフティーネットである年金が預金出来るほど必要なのか?資産家にまで必要なのか?の疑問もあります。個別に議論すると切が無いのですが・・・。
医師会や厚労系族議員は「負担が増えたら診察に来られなくなる。弱者いじめだ!」と言うのですが、それは一部の話です。本当に病気になれば多少の負担は 止むを得ませんし、病気にならない為の養生もするようになれば医療費は減ると思います。本当に基礎的な診療費すら払えない人へは行政が面倒を見るべきで しょう。一部の副作用をまるで多数派のように言い換えるのは反対者の常とう手段です。一般国民は上顧客が減って困る医師会会員のために税金を払っている訳 ではありません。
そしてまた以前に知り合った某省OBで、これと言った仕事が無いため週2日の出勤で年俸800万円であると聞いたり、都の中堅職員がお偉いさんの為に若 洲ゴルフリンクスを毎週予約している苦労話などを聞く度に違和感を覚えました。当時は一般都民がプレーする為には面倒な応募手続きが必要で且つ高率な抽選 を突破しなければプレーできないコースでした。
その一方で、40代50代で職を失い、前職の半分以下の賃金で非正規の職に就き大変な苦労をしている人達も周囲に沢山居ますし、30代の方からは頻繁に 今の低所得から抜け出る方法(転職など)を相談されもします。それでも社会保険料の納付義務があり、一方で制度の不備か社保庁の怠慢によるものかは別とし て国民保険の不払いが半数に上る現実があります。
これら社会保険制度を維持するため年間110兆円を超える社会保険料のうち30数兆円を税金で(国債発行で)補てんし、大手健保など取り易いところへも負担を付け回しています。嘘つき厚労省の付け焼刃対策。こんな弥縫策をいつまでも続けられるはずもありません。
追加ですが、市区町村の役場や出先機関へ夕方の4時50分過ぎくらいに行くと良く分かりますが、職員は既にコートを着たり鞄を机に置いたりと帰り支度をしています。この時間に窓口に行くと露骨に嫌な顔をされることもあります。民間では考えられませんね。
大多数の方にはご指摘のように既得権などありません。小職が取り上げているのは政治や行政のご都合主義が蔓延したことにより様々な場面で不具合が発生し、その上に胡坐をかいた輩達を取り上げているつもりです。
様々な不具合に対し、おっしゃる通りで幾ら問題意識があっても一個人が何を出来るものでもありません。そんな中で色々と考えを巡らせた結果として、やは り民主主義の根幹である票格差の歪みが全ての元凶なのでは?まずはこれを正常化してからじゃなければ何をしても上手くいかない、全てが公平に動かないので は?との考えに至った次第です。
年金や医療の問題にしても、縦割り行政の弊害や無駄の発生も、政治家の三バン問題も辿っていくと全てここに行き着くように感じるからです。
ご納得頂ける回答になるか分かりませんが、一部の方達への痛みを伴うかもしれないと考えるものの、まずは日本人全員が強い意志で票格差の是正に取り組むことが「急がば廻れ」の解決策ではないかと考えている次第です。
いつも前振りが長くなり申し訳ありません。
時々過去のコラムを読み返していますが、その中で昨年7月3日のコラムにて選定した銘柄を久しぶりに検証してみたら、これが思いもよらず好パフォーマンスでしたので追記です。なかなか無いことで・・・(笑)。
以下が昨年6月末から12月末までの半年間の値動きですが、平均すると50%もの値上がりをしていました。主にソディックが突出していたのですが(汗)、この間の日経平均上昇率が13%でしたから、途中で売らなければ、
まずまずだったと思います。
銘柄選定後まもなくUKCとソディックが急騰した際には自分で買っていなかったことを惜しみましたが、私の場合は当たるも八卦と考え、また自分で買っているから載せたのだろうと疑われるのも嫌でしたので、まあこれで良しかと。
凡例:6月末株価/12月末大引け株価/損益%
DCMホールディングス(3050) 732円/ 772円/ 5.4%
UKCホールディングス(3156) 1568円/1703円/ 8.6%
大日精化工業(4116) 488円/ 647円/ 32.6%
品川リフラクトリーズ(5351) 230円/ 271円/ 17.8%
ソディック(6143) 453円/ 987円/217.8%
大豊工業(6470) 1092円/1318円/ 20.7%
萩原電気(7467) 1321円/1985円/ 50.2%
選定の条件としてはPER10倍以下やPBR0.8倍以下などの数値を元に、まずはバリュエーションが低い銘柄をスクリーニングした上で、各社のHPか ら取れる開示情報が分かり易くそれを元にした事業分析がし易いことを前提としています。これについては、開示が悪い会社は投資家に配慮していない理由の一 つにも当てはまるからです。
次に製品情報やサービス内容などを自分なりに調べて売り上げや利益の伸びが見込めそうなこと、資産の状況や流動性分析などで絞り込み、そしてチャートからも下値が堅そうであるといった辺りも考慮して選んでいます。まあ主観も大きいのですが(笑)。
これらミクロベースでの研究も深くされているのが「炎さん」や「石川臨太郎さん」です。成長性や資産の含みなども良く研究されているので参考にさせて頂いています。
上記以外でも日本ピストン(6461)、名村造船(7014)、藤商事(5257)などもピックアップしていたのですが、安定的売り上げ増加と利益率の向上などの面でイメージが纏まらず掲載しなかったものもあります。
これらの値動きからも昨年後半は色々な側面からそれぞれの銘柄が物色された傾向が見て取れます。
今年の株式市場につきましては日銀PKOによる影響が増すとは思うものの、暴力的なインデックスの上下動などに心理的に振り回されないためにも、地道な銘柄研究が大事だと感じている次第です。
同時に外物も併せて投資対象としています。米ドルREIT、海外株式(MSCIインデックスをベンチマークにしたもの)や外国債券などもポートフォリオ に組み入れており、これらも全体のパフォーマンスに貢献しました。やはり円資産だけでは将来が不安ですので少額ですが一定以上の外貨建て資産を維持するよ うにしています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
『既得権グループや現役高年齢世代が楽をする見返りとして・・・” が気になり投稿をしました。私も現役を引退した一人ですが、自分が楽して子や孫にツケ を回そうとは思っていません。きちんと義務を果たし(税金も年金等を納め)権利を得ているだけです。この話をアッチコッチで聞くたび、だから「高齢者は早 く死ね!?」と言われている様で心外です。では、一個人に如何すればいいのか反対にお聞きしたい。私は株をやりますので、一般の人よりも自己責任が分って います。年金も国に頼らず自己責任にしろ!と叫びたい位です。多くの高齢者は真面目に直向きに生きてきたんだと申し上げたい。』
小職の書く(拙い)コラムで全てを表現するのは難しく、ご気分を悪くされる方も多いと存じますが、これに就いてはお詫び申し上げます。既得権などとは縁 の無い大半を占める方々の悪口を言うつもりはありませんし、時々は公務関係と思われる方からも「十把一絡げにするな」といった厳しいご意見も頂戴します。
ご指摘いただいたように大半の方は真面目に生活しておられるはずです。申し上げたいのは皆様もご存じの通り、一部においては欲の強さか?傲慢な特権思想 故か?または意識せずに?付加的な恩恵を受けている方が多数おられることです。これらを含めた無駄を是正するのが理想ですが、(もちろん小職の意見がすべ て正しい訳も無く誤った解釈も多々あるとは思いますが)誤魔化すことなく、言い辛いことも出来るだけ真摯に書いているつもりであることをご理解いただけれ ば幸甚です。
大半の方は今まで、または今の仕事をハードにこなされ現在を築いておられるはずです。「自分だけ楽が出来れば良い」などと考えている不遜な人は殆ど居な いはずですが、以前にも書きましたように、下町の小市民である小職の両親を見ていてさえも「これで良いのか?」と感じる事柄が多々あります。
例えば、数十万円の年金ではありますが両親は80代ですので支払より受取りが相当多い世代です。もちろん以前からずっと質素に暮らし小さいながらもロー ンの済んだ家がありますので、普通に生活している限り年金の範囲内で毎月二人の孫の為に預金をする余裕もあります。医療費も少ないですから、旅行などで纏 まった出費が無い限り預金を取り崩すことも殆ど無く。ご近所の高齢ご夫婦も概ね似たような生活を送られています。
その母親からの話しで、高級車に乗り換えたり頻繁に国内外の旅行に出掛けるなどの資産的余裕がある方でもやはり預金が出来るほどの年金支給があり、且つ 毎日の日課として(健康維持のため)複数の病院を廻る散歩ルートを決め、午前中は待合室での仲間とのおしゃべりを楽しみにしつつ、当然ながら同じような薬 を大量にもらうため大半を捨てている人が沢山居るといった話を聞く度に?マークが頭をよぎります。
当たり前のようですが、よく考えると腑に落ちないところが浮かびます。負担が軽いからですが、散歩ついでの病院通いとは・・・。うちの母親でさえ「あれでは国の財政はもたない」と言うほどです。
そんな両親でも年金をもらうのを当然として減額など有り得ないと考えている訳です。
余談ですが、セーフティーネットである年金が預金出来るほど必要なのか?資産家にまで必要なのか?の疑問もあります。個別に議論すると切が無いのですが・・・。
医師会や厚労系族議員は「負担が増えたら診察に来られなくなる。弱者いじめだ!」と言うのですが、それは一部の話です。本当に病気になれば多少の負担は 止むを得ませんし、病気にならない為の養生もするようになれば医療費は減ると思います。本当に基礎的な診療費すら払えない人へは行政が面倒を見るべきで しょう。一部の副作用をまるで多数派のように言い換えるのは反対者の常とう手段です。一般国民は上顧客が減って困る医師会会員のために税金を払っている訳 ではありません。
そしてまた以前に知り合った某省OBで、これと言った仕事が無いため週2日の出勤で年俸800万円であると聞いたり、都の中堅職員がお偉いさんの為に若 洲ゴルフリンクスを毎週予約している苦労話などを聞く度に違和感を覚えました。当時は一般都民がプレーする為には面倒な応募手続きが必要で且つ高率な抽選 を突破しなければプレーできないコースでした。
その一方で、40代50代で職を失い、前職の半分以下の賃金で非正規の職に就き大変な苦労をしている人達も周囲に沢山居ますし、30代の方からは頻繁に 今の低所得から抜け出る方法(転職など)を相談されもします。それでも社会保険料の納付義務があり、一方で制度の不備か社保庁の怠慢によるものかは別とし て国民保険の不払いが半数に上る現実があります。
これら社会保険制度を維持するため年間110兆円を超える社会保険料のうち30数兆円を税金で(国債発行で)補てんし、大手健保など取り易いところへも負担を付け回しています。嘘つき厚労省の付け焼刃対策。こんな弥縫策をいつまでも続けられるはずもありません。
追加ですが、市区町村の役場や出先機関へ夕方の4時50分過ぎくらいに行くと良く分かりますが、職員は既にコートを着たり鞄を机に置いたりと帰り支度をしています。この時間に窓口に行くと露骨に嫌な顔をされることもあります。民間では考えられませんね。
大多数の方にはご指摘のように既得権などありません。小職が取り上げているのは政治や行政のご都合主義が蔓延したことにより様々な場面で不具合が発生し、その上に胡坐をかいた輩達を取り上げているつもりです。
様々な不具合に対し、おっしゃる通りで幾ら問題意識があっても一個人が何を出来るものでもありません。そんな中で色々と考えを巡らせた結果として、やは り民主主義の根幹である票格差の歪みが全ての元凶なのでは?まずはこれを正常化してからじゃなければ何をしても上手くいかない、全てが公平に動かないので は?との考えに至った次第です。
年金や医療の問題にしても、縦割り行政の弊害や無駄の発生も、政治家の三バン問題も辿っていくと全てここに行き着くように感じるからです。
ご納得頂ける回答になるか分かりませんが、一部の方達への痛みを伴うかもしれないと考えるものの、まずは日本人全員が強い意志で票格差の是正に取り組むことが「急がば廻れ」の解決策ではないかと考えている次第です。
いつも前振りが長くなり申し訳ありません。
時々過去のコラムを読み返していますが、その中で昨年7月3日のコラムにて選定した銘柄を久しぶりに検証してみたら、これが思いもよらず好パフォーマンスでしたので追記です。なかなか無いことで・・・(笑)。
以下が昨年6月末から12月末までの半年間の値動きですが、平均すると50%もの値上がりをしていました。主にソディックが突出していたのですが(汗)、この間の日経平均上昇率が13%でしたから、途中で売らなければ、
まずまずだったと思います。
銘柄選定後まもなくUKCとソディックが急騰した際には自分で買っていなかったことを惜しみましたが、私の場合は当たるも八卦と考え、また自分で買っているから載せたのだろうと疑われるのも嫌でしたので、まあこれで良しかと。
凡例:6月末株価/12月末大引け株価/損益%
DCMホールディングス(3050) 732円/ 772円/ 5.4%
UKCホールディングス(3156) 1568円/1703円/ 8.6%
大日精化工業(4116) 488円/ 647円/ 32.6%
品川リフラクトリーズ(5351) 230円/ 271円/ 17.8%
ソディック(6143) 453円/ 987円/217.8%
大豊工業(6470) 1092円/1318円/ 20.7%
萩原電気(7467) 1321円/1985円/ 50.2%
選定の条件としてはPER10倍以下やPBR0.8倍以下などの数値を元に、まずはバリュエーションが低い銘柄をスクリーニングした上で、各社のHPか ら取れる開示情報が分かり易くそれを元にした事業分析がし易いことを前提としています。これについては、開示が悪い会社は投資家に配慮していない理由の一 つにも当てはまるからです。
次に製品情報やサービス内容などを自分なりに調べて売り上げや利益の伸びが見込めそうなこと、資産の状況や流動性分析などで絞り込み、そしてチャートからも下値が堅そうであるといった辺りも考慮して選んでいます。まあ主観も大きいのですが(笑)。
これらミクロベースでの研究も深くされているのが「炎さん」や「石川臨太郎さん」です。成長性や資産の含みなども良く研究されているので参考にさせて頂いています。
上記以外でも日本ピストン(6461)、名村造船(7014)、藤商事(5257)などもピックアップしていたのですが、安定的売り上げ増加と利益率の向上などの面でイメージが纏まらず掲載しなかったものもあります。
これらの値動きからも昨年後半は色々な側面からそれぞれの銘柄が物色された傾向が見て取れます。
今年の株式市場につきましては日銀PKOによる影響が増すとは思うものの、暴力的なインデックスの上下動などに心理的に振り回されないためにも、地道な銘柄研究が大事だと感じている次第です。
同時に外物も併せて投資対象としています。米ドルREIT、海外株式(MSCIインデックスをベンチマークにしたもの)や外国債券などもポートフォリオ に組み入れており、これらも全体のパフォーマンスに貢献しました。やはり円資産だけでは将来が不安ですので少額ですが一定以上の外貨建て資産を維持するよ うにしています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)