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有料メルマガライブラリから(151)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

2015-06-18 12:46
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
      (有料メルマガ第21回・2009/5/19配信号)


    【前略】

    『私はせっかく儲けて売ることが出来たのに、欲をかきすぎて株価が下がって儲けそこなったとき、大きな精神的な苦痛を受ける方です。それに反して、売らな いで持ち続けていたならば得られた利益を逃した場合は、口惜しいですが、精神的な痛手を受けることは少ないです。そんな投資の性格を持っているので「儲け そこなうことありうべし」という方針で、怖い時には利食い千人力を実行するという投資ルールを作っています。』

     過去の投資に対する自分のダメージ分析をすると、上記のとおりです。しかし現在は、ポートフォリオ全体を一つの塊として見られるように訓練してきたため に、個別株だけを捉えて売ってからすぐ上がったので口惜しくて眠れないとか、売り場を逃して欲張ったために儲け損なったことについて、自分を責めて、精神 的に大きなダメージを受けてしまうようなことは無くなりました。

     確かにサブプライム問題が炸裂して以降にポートフォリオ全体の資産額は大きく下がり、我が家の生活費の5年分ほどの金額が目減りして、経済的な痛手はも ちろん受けましたが、それにより生活に困るような無理な投資は行なっておらず、アセット・アロケーションによるセーフティー・ネットを用心深く張り巡らせ ているので、安全性は高いので安心していられるわけです。

     戦争に例えれば、戦争に必要な食料や弾薬の補給ルートは常に確保されているということです。戦闘を維持するための物資が確保でき、充分に補充されなければ戦い続けることは不可能です。戦闘に勝つためには補給ルートをいかに構築し確保するかも重要な要素です。

     戦闘で自給できる物資に当るのがインカム・ゲイン(=配当+優待)です。インカム・ゲイン(=配当+優待)だけを考えれば、高配当優待利回り株に大きく 分散投資していたために、むしろ手取りは多くなったくらいです。だからこそ生活(→弾薬や食糧不足を恐れずに株式戦争を継続)への不安を持たずにすんだわ けです。

    【中略】

     まだサラリーマン現役世代の投資家は、お給料という安定収入を支えに投資を継続することも可能です。やはり自分の経済環境や資産背景を把握していなければ、余裕を持った投資は難しいと考えます。

    【中略】

     投資についての作戦も、自分の経済状態や投資に対する性格を、一番よく知っている、自分が自分にあったものを自分で構築していくしかありません。そのための材料は、このメルマガや本や講演会などで集めてきて、自分用にカスタマイズして使っていただくとうれしいです。

     株式投資など変動の激しい相場商品などは、やはり自分の考えに信頼がもてないと、他人の下した株価という評価(=市場でついた株価)に、惑わされて不安 に駆られて、愚かな行動をとってしまうことも多いです。自分がその企業に投資した根拠はなにか。その前提は崩れていないか。そのような自分の考えを常に確 認しながら、投資根拠が変わったと考えたら、勇気を持って投資行動に反映させるべきだと考えています。

    【中略】

     過去の投資を見直し、検討分析しないのは、非常に勿体無いと思います。儲けたとか、損したとかいうことではなくて、なぜ自分が、そのような投資行動を とったのか。その原因を調べていくことにより、自分の投資戦闘能力を改善し、強化することが可能になります。自分の投資実践記録を記載して分析することを お薦めします。

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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     本日配信の有料メルマガでは、長い歴史を持つ地方中心の内需企業で、業績上方修正が期待でき、自己資本比率が高くかつ低PBRで、財務内容が良好で、今年に配当性向を大幅に高く変更した企業を、研究銘柄として掲載しています。
     また、コラムでは、「株で稼いだ資金を自分の楽しみだけに消費するよりも周りの人々を幸せにすることができる事業を始めている若い投資家、経営者がい た」と題し、運用で得た利益をどのように使うか、また現在の生活信条に照らして、適切な運用をしているかを時々再確認する重要性を、自身の経験から提案し ています。

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    過去サンプル(コラム)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4935
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256

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